ガンオケ日和

 いやー今日も天気がいい。
 今日もちまちまガンオケ日和です。
 天気関係ない。

 ガンオケ、即ち『ガンパレード・オーケストラ』ですが、見事にハマってしまいました。
 あ、前に「PS2持ってきてくれない」ってボヤいたと思うんですが、あの翌日、夕方に目を覚ましたら枕もとにおいてありました。PS2。
 いい暇つぶしになります。
 一日のうち 16時間くらい暇つぶしていいですか? 駄目ですかそうですか。
 ……まあ仕事の作動チェックやったら目が疲れるんで、実際には一日 3時間が限界なんですが。

 面白いです。前作よりゲーム的に面白いです。
 文句のつけどころがキャラクターくらいしかありません。特に小島空(担任教師)が困り者。なにしろガンパレの本田女史、坂上教諭に敬礼したい気持ちで一杯だった自分です。あんなピーナッツ野郎は要りません。
 あまつさえ生徒らが勝利して生還し、戦況が有利になっていくと「つまらん」とかほざきます。あんた生徒に死んで欲しいんかい。そういうヤツは、95式高機動車にでも乗せて敵陣に突進させ、デコイにして敵もろとも(?)グレネード連射してやりたい。ちなみに85式高機動車は非武装の偵察車輌ですので武器はありません。

 プレイ日記でも書こうかと思ったんですが、生憎とポンポン話を進めてしまう性格上、あんまし覚えていません。
 どういうわけか、ガンパレにせよガンオケにせよ、攻略してやろうという気にもなる反面、数値に頼らずロールプレイで遊びたい気にさせられる、妙な魅力があるんです。他のゲームならほぼ間違いなく取ってるデータ上の変動値、ステータスの振幅率も、このゲームでは取る気がなくなります。まあ、元々数値はシンプルに設計されてるんで、やりこみゃ覚えちゃう程度のモンなんですけど。


 ちなみに今回は、プレイヤーに佐藤を選択。
 理由はシンプルで、アニメ版で一番嫌いだったから。これでもう、目前に広がるのは好ましい世界ばかりです。敵は世界中の鏡。
 さておき、ロールプレイを心掛けようとしていた僕は、キャラクター紹介を読みながら「鈴木ファンタジアとの関係改善でも目指そうか」と思ったんですが、気付くとそれは忘れて、村田と「仲良しな」関係になりました。最初はちゃんと、鈴木にアプローチしてたんですけどね。
 そして弟分(と思ってる相手)に見捨てられる形になったファンタジアは、そのせいなのか、あるいは単に「戦術」を上げ忘れてたのがイカンかったのか知りませんが、命令無視して敵前逃亡しようとします。しかし変な方向に逃げるモンだから、こちらで囲い込みの途中だったミノすけと正面衝突。重体で長期入院になりました。
 おかげで彼女が入院中の 12日間は「嫉妬大爆発」の恐怖消滅。
 その間に、村田としっかり「超絶的な」関係になっちゃいました。
 悪魔ですね、佐藤。
 ……あ、僕か。

 鈴木ファンタジアの暴走以来、士気を下げないようにカラオケだのボーリングだのによく行くようになりました。すると勘違いした困ったチャンが発生するようになります。気が付くとまた嫉妬大爆発です。しかも小島航が。なんで男と女で一人の男(プレイヤー佐藤)をとりあってるか、お前。
 心配要らんのは、吉田と石田くらいのモンです。奴ら指揮官のこと毛虫同然の扱いしてくれやがります。みんなで一緒になんかやろうと呼びかけると、真っ向から拒否してくれるので関係値が下がる一方です。がんばりゃ上げられるんですが、意外と命令だけはしっかり聞いてくれる二人なので、構わないと割り切りました。どれだけ嫌われようが、毛虫と軽蔑されようが、システムとして機能してくれるなら、個人的感情にまで口は挟みません。
 でも話しかけると面と向かって「近寄らないでって言ってるでしょ」と言われるのは、ちょっと寂しいです。

 なにはともあれゲームシナリオは「戦闘履歴」ということなんで、クラスを一個の生物として鍛え上げてます。ラインオフィサーは軒並み「車輌」「航空」「砲撃」が 3レベル、一部「狙撃」 3レベルもいます。テクノオフィサーも当然のように「整備」 3レベルで、村田は一緒に訓練してた都合上「開発」も 3レベルきっちりあります。銀楯従事章もらいまくりです。
 こうしたプレイ、人間的にはダメかもしれません。でもそれでどこかの誰かの笑顔のためなら、それも良しとしよう。どれだけ陰口を叩かれようと、ただそのことにのみ専心する。プレイヤー佐藤はそう決意したようです。
 ……どんなに奇麗事をならべたところで、男として最低だけど。

 ま、さておき。
 とりあえず後のロールプレイを楽しむべく、戦闘システムに慣れるための試行錯誤をしています。わざと負けてみたり、弾薬が尽きた状態でどこまで戦えるモンか試してみたり。
 結論としては、プレイヤーの戦術脳でかなりの部分までフォローできるようです。ただ当然のことながら、弾薬だけは不可欠です。整備ドックの修理ペースや、陳情したときの発言力消費、それからウォードレス、キャリア等の機動性(主にヒット&アウェイが可能な機動性があるか)から考えてみると、もっともコストが安いのは弾薬です。ガンガン陳情して、湯水の如く投入しましょう。
 戦術レベルでは、打撃力と防御力がフォロー可能。敵の側・背面へと回りこめれば打撃力を、常に敵攻撃が当たらないよう動き回り、万が一くらってしまうときも正面で受けるようにすれば防御力を補えます。しかし高高度にある敵には射撃武器でなければ当たりません。前作のようにサムライチャンバーラでは絶対に勝てない戦いがあります。ってか白兵弱いです。
 ゲーム内時間で 2月 4日現在、砲戦仕様の人型戦車はどれも強すぎるので封印しました。
 95式対空戦闘車改Ⅲ型も同じく封印。
 そもそも戦車兵を極力使わない方向で、戦術を組み立てるようにしてます。
 もっとも、みんな実用兵科が S か A に育っていて、その辺に頼ってるトコもありますが。

 何はともあれ、ハマりますよガンオケ。
 むしろこのゲームをこそ封印しないことには、退院後の生活がちょっと危ないかもしれません(笑)