[ネタ] 聖なる商業主義の日

 「バレンタインデーキッス」にかけて「バレンタインデーキック!」とコサキンで意味ねーMADが放送されたのはいつだったでしょーか。
 意味ねー話。
 さておき。

 今日はバレンタインデーですね。
 スミマセン。今年はほとんど準備してませんでした。
 こういうのって出しそびれると机の肥やしですよね。
 ギャー!(ばたり)

 元々バレンタインデーにチョコを贈るなんてのはどこぞの製菓会社の陰謀であって、贈るのは気持ちの篭ったカードだけで充分じゃよーと思う反社会的な男がここにいます。
 甘いもの、好きなんだけど後で胸やけがひどくなるもんで(何)


 チビ助は昨日のうちに同級生からチョコレートもらったそうです。
 例の『トリツカレ男』一緒に見に行った子ね。
 「明日持ってくると騒がれそうだから」と言ってたそうな。
 素晴らしい。素晴らしい現実主義。
 その歳で日本のバレンタインデーの本質を理解してるのか。
 恐ろしい夢の無さ。
 これぞ“ゆとり”!(違)

 とりあえずチビ助には「三倍返し」の定説を教えておきました。
 カミさんは「それウソだから」と笑ってましたが。
 ……逆じゃねーか、普通?


 バレンタインデーにまつわる恐い話をします。(唐突)
 これは友だちの友だちが体験した本当の話です(笑)

 昔々あるところに、仲のいいカップルが同棲していました。
 あるバレンタインデーのことです。
 男はたくさんのチョコをもらいました。
 それを持って帰ると、甘いものが苦手な男は「少しずつ食べよう」と自分の部屋の机の抽出しにしまっておきました。
 女は「ごめんなさい。準備してる時間が無かったの。明日の晩まで待って」と可愛らしく謝り、男も別に催促するようなものでもないと思っていたので、気にしてないよと笑いました。

 翌日の夜。
 帰宅すると家から甘い香りが。

「今日はチョコレートフォンデュにしてみたの」

 女はそう言って、小さい鍋にたっぷりのチョコレートを溶かしていました。
 鼻歌混じりに。
 男はチョコレートはもらったものだけで充分だったのですが、これが昨日言っていたヤツかと納得し、折角作ってくれたんだしと、それを美味しくいただきました。
 その日はもう胸が一杯(胸やけ)だったので、そのまま眠ろうと部屋に入ると。
 部屋一面に、紙吹雪がまきちらされていました。
 紙吹雪は良く見ると、見覚えのあるデザインのものばかりでした。

 そう。
 それは昨日いろんな女友だちからもらったチョコの包装紙だったのです。
 なぜ今日、チョコレートフォンデュだったのかを理解した男は……

 次からはもっとちゃんと分からないところに隠そうと心に誓いました。

 めでたしめでたくもなし。