いろいろ書いてしまおう

 備忘録的に書いてしまおう。

 録画しておいてもらった「キャラメルボックスTV」を見る。知り合いは軒並みスカパーに入っていないので、東京MXの月イチ放送しか見ることが出来ない。今月末には『ジャングルジャンクション』が放送されるらしく、あれはもうどうにかしてDVDが欲しいのだが、今からスカパーに入ってどーこーしても間に合わないっぽいので断念。とりあえず録画しておいてもらった「我が名は虹」を見た。
 第一印象は「芝居が粗くないか?」だった。とはいっても実際にカメラのファインダー越しで見るのと、客席から生で見るのとはすさまじく印象が違う。それは当然で、役者は声を張り上げなければ劇場すべてに声を飛ばすことは出来ない。客席から見ていれば、それは普通に聞こえる声なんだけど、ファインダー越しにありえないポジションから見ると、やたらとガナっているように見えてしまうのは、だから仕方の無いことだと思う。でもその点を理解の上で見ても、どこか粗い気がする。気のせいならいいんだけど。
 今月は「リクエスト大会第1位作品」ということで、過剰な期待をしていただけかもしれない。心を静めて来月を楽しみにすることにしよう。

 DVDといえば、コンボドライブと512MBメモリが家に届いたらしい。入院前に発注していたブツだが、生憎と家の人間はだれもPCのストレージを開けて換装することができない。退院したら作業しなくては。

 話は変わって、登録はしたもののほとんどmixiを使っていない。ログインするのは数名のミクシィブログを読みに行くときばかりで、その人たちが外にブログを持っていたら、たぶんログインすらしなくなりそうだ。結局のところ、コミュニティにもロクに書き込んでいないのがイカンのだろうが。うーむ。

 メールで笑えるFlashのページを教えてもらった。しかし、正直なところ今は笑いたくない。僕は声を出して笑うのが好きだが、それをやると胸が痛いのだ。物理的に。イバールルルルアキィー!


 書いていたら、えらく長くなってしまったので、ここからは追記モード。

 先月あたりから撮り溜めてあった未消化のDVDを見る。
 といってもアニメと池波正太郎アワーなのだが。

 『アカギ』が面白い。正直なところ、ナレーションの古谷徹は未だに違和感がなくならないが、最初「それはどうなんだ?」と疑問符だらけだった萩原さんが、最近えらくシックリくるようになってイイカンジ。相変わらず「ククク」笑いだけなんかヘンだけど、あれは(ことアカギに限っては)音にしない笑い方だろうし、それを無理矢理出したらあんな感じなのかもしれない。ただまあ日テレ雀ニックは要らない。毎回まったく同じフィールドで終わってくれれば、録画に入らないように調整するのに。

 『ガンパレード・オーケストラ』は、緑の章になってからロクに見てなかったが、見なくてもいいかもしれないと思った。白の章は、良くも悪くもガンパレっぽいキャラ編成で、見事なまでに新兵のヘナチョコっぷりに腹も立てつつ「ありえねぇー!」と叫びつつ、学兵だろうが兵隊なんだから軍人教育の基礎くらい叩き込んでおけとか思いつつ、まあゲームを下地に考えれば理解できる展開なのでヨシ(設定考証さんは不在でしたか?)
 しかし緑の章の、北爪宏幸ケルベロス連れの部隊は輪をかけて分からない。「真昼の決闘」も理不尽爆発でした(本州の食糧事情は丸ごと北海道に依存してるのか?)が、「風立ちぬ」はどうなのか。あれじゃまるっきり『Nocking’ on Heaven’s door』じゃないかと。待機中に勝手に部隊離れて病院のボイラー(?)の修理とかしてて厳罰モンだろうお前。そもそもなんで実戦能力ゼロの整備兵が野戦専門の特殊部隊にいるのか自体が不明ですが。通信兵?

 『blood+』は惰性で録画だけしてるけど、見る気ゼロ。

 『蟲師』はどこまでも原作に忠実で、アニメ化する意味はあったのかとか言われそうだけど、十分良いと思う。予想外に良い。神経質なまでに丁寧に作り込まれてて、原作ファンの期待を裏切らないツクリになってるんじゃないかと。原作に忠実でありながら、細部で映像的な新解釈が加えられているように見えたが、実際のところどうなんだろう? インクレディブル。

 『ノイタナミ 怪』は……どう評価していいのか良く分からない。悪くない。でもこれといった長所も見当たらない。まるでアクらしきものがなくて、見事なまでに棒の球。以前に誰かが言っていた「キレもなければコクもない」という表現が一番近いのかもしれない。今後も録画もするし、見る予定。

 『鬼平犯科帳』や『剣客商売』については、今更なにをか況や。ただただ中村吉右衛門のダンディズムと、調子っぱずれの尾身としのり、藤田まことの愛嬌に、猫八師匠の名人芸。これに梶芽衣子と蟹江啓三を和えればもう! 作品全体から匂い立つよう濃厚な色気で、万事ほろ酔い気分にさせてくれる名作群。たまに似たような話があるのはご愛嬌。

 ……ということで、今日はこの辺で。
 気付けば 2時間以上、費やしてるし。