これは面白い、と思った記事を紹介。
けっこう有名らしく、あちこちで見かけるチャートのようですが。
- 宴の支度 (3) 小さな変化からすべては始まる。「プロ」と「アマ」の13の違い
「プロ」と「アマ」の比較表
プロ | アマ |
1. 人間的成長を求め続ける | 1. 現状に甘える |
2. 自信と誇り | 2. ぐちっぽい |
3. 常に明確な目標を指向 | 3. 目標が漠然としている |
4. 他人の幸せに役立つ喜び | 4. 自分が傷つく事は回避する |
5. 可能性に挑戦し続ける | 5. 経験に生きる |
6. 思い信じ込むことができる | 6. 不信が先にある |
7. 自己訓練を習慣化 | 7. 気まぐれ |
8. 時間を有効に習慣化 | 8. 時間の観念がない |
9. 成功し続ける | 9. 失敗を恐れる |
10. 自己投資を続ける | 10. 享楽的資金優先 |
11. 使命を持つ | 11. 途中で投げ出す |
12. 出来る方法を考える | 12. できない言い訳が口に出る |
13. 自分のシナリオを書く | 13. 他人のシナリオが気になる |
よく整備された表です。スモールステップの典型例みたい。
もっと早くに知ってりゃ、今年の新人研修で使えたのに(笑)
(次のプロジェクトで回覧しようっと)
新人教育の話
前置き。
僕は【プロ】ってのは「自分というツールを最も効率よく使える人間」だと思ってます。
ですから以降のテキストでも、そういったニュアンスで使用しています。
前置き終わり。
新人教育のことを思い出したんでついでに書きますが、新人も研修が終わった時点でプロになってないと困るんですよ。
なんでまあ、色々やってまずプロ根性を叩き込むわけですが。
「仕事を覚えたらプロ」ではなく、「設定した/された目的に対して、最短距離で到達するよう自分を操縦できるのがプロ」です。
仕事なんてものは、トライ&エラーの積み重ねで覚えればいい。
実践しないと分からないことは多いし、仕事に失敗はつきものなんだから。
そうして最短距離で仕事を覚えるのが、プロとしての最初の目的行動。
例えば「同じ質問を繰り返す手間を省くために、自分にとって最も効率的な方法を講じる」とか。
そうしてプロとしての自分の行動範囲と行動限界を自覚し、また組織活動がそれを補完し強化することを信じ、それに参加するようになれば、そいつは立派に社会化された【エリート】ってやつです。
エリートってのは地位や階級を表す語でも、学歴や職業を表す言葉でもなく、属する集団の目的のためにプロとして行動できる人間こそが、本来的なエリートです。
これは単純な献身では務まらない。
エリートのチームワークはまず限界まで自分を運用するところから始まります。
お互いに均等に手を抜いて楽をすることは、エリートのチームワークではなくて。
力を抜いてこなせるなら、余った力でより大きな成功を勝ち取るために行動する。
そして全力で職分を全うすることが、お互いのフォローになるよう組織化されたものがエリートチームです。
エリートチームが全力であたって余裕が生まれない仕事なんてのがあるとしたら、そんなの仕事を設定した人間が間違ってるんです(笑)