[訃報] 実相寺監督逝去

 ああ、ついに。
 昨日メガドンを見て、なんとなく思い出した実相寺監督の仕事。
 不安をかき立てる画面を作らせたら、日本屈指の名監督。
 享年 69 歳ということで、決して若くはありませんが、もっと年上でも快活に現場で活動している方のことも考えると、まだまだ何かを見せてくれたのではないかとも思ってしまいます。
 芸術的な画面を作りながら、ひどく飄々とした名監督。
 安易な様式美に固まらず、多方面にブチ当たりながら進んだ怪人物。
 残念です。ご冥福をお祈りします。

 象徴的な一人が逝くたびに、心の中の何かが終わっていく感覚。
 それにしても、今年はいったいなんなんでしょう。
 シンボリックな人間が、次々に去っていく。
 脳裏に浮かぶ、『怪獣墓場』のワンシーン。

[DVD] 天井桟敷の人々・他

 昨日の BGV(Back Ground Video)

『天井桟敷の人々』
 どうしようもなく美しすぎる、フランス映画不朽の名作であります。
 一部では「天井桟敷」というと故・寺山修司の劇団(演劇実験室)を思い出す方もいますが、その名の元はこの映画の、まさしく天井桟敷の人々だとか。
 それこそ開始後まもない、バチストの“無言劇”を見るだけでも感動できてしまいます。
 芸。まさに芸。
 未見の方には、とにかく一度見ていただきたい。
 ただの権威主義ではなく、こいつはホントに名作です。

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