幼いころ、仲の良かった子がいた。
あの子と遊ぶのは楽しかった。
それが全てだった。
大人になるにつれ、薄れていった記憶。
誰もがそんな子はいなかったと言う、あの子。
ぎゅっと目を塞いだ柔らかな岩戸、その向こう。
ほら、後ろから声がするよ。
だぁーれだ
お題提供ページ:小説書きさんに50のお題
“[掌篇] 08 : あかずの間” の続きを読む
「正しさ」なんて知らん
幼いころ、仲の良かった子がいた。
あの子と遊ぶのは楽しかった。
それが全てだった。
大人になるにつれ、薄れていった記憶。
誰もがそんな子はいなかったと言う、あの子。
ぎゅっと目を塞いだ柔らかな岩戸、その向こう。
ほら、後ろから声がするよ。
だぁーれだ
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