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PS Vitaで体験版をやったときは面白さよりモッサリ感と、何より「これまた素材集めで作業プレイですか」感が凄くてスルーしてた『討鬼伝』を、昨日の遠征で勧められたのでPSP版をやってみたら、意外と面白かったのでアレはチュートリアルが悪かったんだと思うことに。
アクション体験版の後で改良されたって話も聞くんでそのへんもあるんでしょうけど。(自分の体感はGEからGEBへのシフトとよく似た評価の変わり方をしてる)
で、まあTwitterでそんな話をしてたら「PSP版でよければあげようか」という奇特な先輩が出現したのでもらうことにしました。
どーやらPSP版とVita版を比較したかっただけらしく「ぜんぜん違うわー」「いやVita版買ったほうがいいよ絶対」と言ってましたが。
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**採取と雑魚狩り
ぱっと遊んでみた感じでは、『討鬼伝』とそれ以前の『モンスターハンター』や『ゴッドイーター』との差として「採取要素が少ない」ということがあるんじゃなかろーかと思ったのですね。まあマップ上に光る点があって、そこでXボタン押すと素材が拾えるってのは『ゴッドイーター』と同じなんですが、どーもその必要性はGEよか低いような感じがあって。
あと天狐だか、要はMHP2で言うところの「無料のトレニャー船」が早い段階で手に入るので、こいつで素材拾いはそれなりにカバー出来るんかなーという。
要点は2つ。
ひとつは「エネミーとの関係性/エネミーAIのパターン」です。
***こんにちWarで雑魚狩りのお時間デス
まずもってエネミーとの関係はGE寄りの、遭遇したら「とりあえず戦いましょう」なんですよね。
つまり「こんにちWar」です(笑)
この辺、モンスターの生態系があるMH系とは違います。
まだ序盤も序盤、第一章を終わらせただけなんですが、雑魚は基本的に「邪魔になるから急いでエリア移動するのでなければ倒しとけ」という障害になっているようです。ダッシュ移動すりゃ回避できるんですが、それほど手間でもないのでまだ物欲センサーとの戦い(いわゆる作業プレイ)にはなってないので倒せるモンは倒すようにしてます。
で、雑魚を倒す。倒すところまでは同じなんですが、MHだとこの後に剥ぎ取りの手間が有ったんですよね。
そこでもうひとつの要素が出てきます。
つまり「NPC」ですが。
***面倒なことは仲間にやってもらっちゃおう(笑)
『討鬼伝』ではGE系と同じで同行するNPCを選べます。
んでこいつらも一緒に戦ってくれます。オトモ的な貧弱さでヘイト引くだけのお仕事ではなく、ちゃんと普通にガッツリ戦ってくれるんですね。
しかも戦ってくれるだけでなく、彼らも剥ぎ取りをやってくれる。
面白いのは同時に複数人で剥ぎ取り(討鬼伝では「鬼祓い」と言います)をすると、剥ぎ取る速度が上がること。それから誰か一人でも剥ぎ取ればプレイヤーも素材が手に入ること。
つまりプレイヤーがひたすら狩りに専念していても、特にエネミーから狙われている状態でなければ仲間が勝手に剥ぎ取りをやってくれちゃうわけです。
逆に仲間にエネミー任せてプレイヤーは剥ぎ取って回るパターンもあります(笑)
そんなわけで、雑魚狩ってー剥ぎとってー雑魚狩ってー剥ぎとってーというルーチンワークは無くなってます。この辺が「素材は採取よりも雑魚狩って」というデザインとマッチして、プレイのストレスを軽減することに一役買ってるわけですな。
……無論それで作業プレイが無くなるという話ではありません。
物欲センサーとの戦いは必須となるでしょう。
それはもうそういうものなのだから仕方がない(笑)
**先のこたァ分かりませんがね(笑)
……とか書いてみたところで、先のことは分かりませんが。
こういうゲームは往々にして序盤の快適さと、いわゆる「壁」になるモンスターが出てきてからとでは全然世界が違ったりシますし(笑)
とりあえず今んとこは面白いです。
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