先週末にやったオンラインセッション「ルナル・ライフワークス」の話。
その中で面白いPLトークがあったんで、ちょっとネタにしてみます(笑)
ライフワークスPCの約半分は空気が読めないと統計資料にあります(何)
読まねーよなぁ、ホント(笑)
空気を読まない PC たち
まあ「空気を読まない」といっても、プレイヤーレベルでは読んでるんですよ。
読んでて、たとえばそこで黙ってればいいと分かっていても、余計なことを言う(笑)
「だがやる!」とか「なんて邪魔なヤツ」とか、プレイヤー自身が言ってるんだから世話ァない。
「キャラクターたちがそういう個性を持っている」、というのもあるんですが、「メタ視点を持たないキャラクターには事情なんて分からない」という当然のことを、みんな愚直にやってる部分もあって。
たとえば「ラブコメ中です」みたいな時でも、乗り込んでいって平気で空気を壊します。
ゲームマスターが作劇しようとしたって、そんなんお構いなしです。
だけどそれが面白いんだから、しょうがないわな(笑)
空気を読まないゲームマスター
とかいって、プレイヤーから「お前の方が空気読まねーじゃねぇか」と言われそうですが(笑)
確かに僕(ゲームマスター)の方が空気読みません。
場面がどうであれ、起こるべきことは起こる。
世界は個人の都合になんか、構ってくれません。
ダイスの神様の言うとおり(笑)
お互いに空気を読まないだからもう、これでなんでゲームが成立しているのかと不思議なくらいですが。
でも成立してるんですよね。
なんでなんだか。
バランス崩壊を恐れない
バランスが崩壊することを恐れない、というのが大きいのかなぁ、とか。
TRPG のシナリオって、PC が解決できるように作るでしょう。
必ずしも、そういう設計にはしないんですよ。
そしてシナリオも、プレイヤーまたは PC が目的を定めますから、その目的が PC の身の丈に合っていなければ、そんなの当然失敗するわけで。
代わりに、PC が望んで手段を講じれば、NPC が問題解決することも普通にある。
そういうマスタリングをしているので、プレイヤーが何をやっても対応します。
ゲームの数値は「シナリオのために」ではなく「ゲーム世界の表現のために」設定します。
だから同じ条件下で同じ行動をするなら、ダイスの出目を除いてだいたい同じ結果になります。
だから空気を読んだプレーの必要がないのかなぁ、とか。
空気を読もうが読むまいが、同じ行動をすれば同じ結果が出るから。
もちろん限界もあるんですけどね。
いやでも、PC 間での空気読まない率もやっぱし50%超えるからなぁ。
そういうことじゃないのかも。
どこまで踏み込んでいいか、お互いに分かってるってのが一番大きいのは確実。
自分はよっぽどプレイヤーに恵まれたんでしょう。
いいプレイヤーに恵まれれば、それでもうゲームは 8 割成功しますね。