ウチでは毎年やってんだけど、他所じゃやらないという話。
まあ、そんなん沢山ありそうですが(笑)
* * *
家とオフィスでやってる反省カード大会。
一年を振り返っての反省と自慢を書いて語る。
家では年末、オフィスでは年度末にやってます。
まあ大抵の人が「うわ、めんどくさ」とか思うんでしょうが(笑)
「今年一年、自分のためにやれたこと」
「今年一年、自分のためにやりたかった(できなかった)こと」
「今年一年、誰かのためにやれたこと」
「今年一年、誰かのためにやりたかった(できなかった)こと」
大体こんなことを書いて、発表する。
(「誰か」部分は家族だったり会社だったりする)
コレやるとね、意外と知らなかったこととかあるわけですよ。
秘密にされてたこととかね。
話すタイミングを逸したこととか。
コレの基本は「発表者の長所を探すこと」
発表者が言わなかったこと、見落としてた長所を探す。
その人なりの価値観も分かるし、どこに長所を見出すかってのも人それぞれ。
現代日本は、どちらかというと短所を探して優越感ゲームに浸ろうとするところがあるんだけど、同時に昔からの日本人気質には「褒め返し」の遺伝子みたいなもんがあります。それを突付いてやると、褒め合戦になるわけです。これが面白い。
あくまで自己分析の結果として、「他人を褒める」って行動は、ちょっと気負うところがあるんですよね。それが褒め合戦になると取っ払われて、どんどん褒め言葉が出てくる。
まあそれも度が過ぎると、褒め言葉に説得力を持たせようとして空回りしてストレス……なんてことにもなる(何事も程度問題)モンですが、言われた方は褒められたことを、けっこう後々まで覚えているもので。
積み上げていくと褒めることに気負いがなくなったり、空転する直前を見計らって収められるようになったりする……と思います。たぶん。
……なんて、あんまり七面倒な「教練効果」を家庭に持ち込むのもどうかとは思うんですが、やるなら習慣化しないと意味ないし、試しにやってみての反応次第で習慣化するかは判断すればいいだろうなと。
で、実際やってみたとき、それなりに反応が良かったんで習慣化したんですが。
始めたのは僕が二十歳のときなので、かれこれ十年。
こんだけ続けば文句ないだろう(何)