[diary][game] 面白かった討論

 今日は明日やるインタビューのために、一日中、本を読んでました。
 インタビューする相手の情報は、来歴/近況/著作の三点を押さえとくのが基本でござる。

 なんでまあ、エントリは昨日書いたディベートの話の続き。

身体性、身体感について

 中でも面白かったのは「アニオタはディズニーランドに行かない」っていうやりとり。
 いやまあ「アニオタ」って言葉は使ってなかったけど。
 これは LARP*1[LARP] = Life-Action Role Playing。日本では「ライブRPG」のような遊び方。と TRPG*2[TRPG] = ここでは日本の(T)RPGに限定して話していた。の違いについての話だったんだけど、「印欧語と日本語の性能差」とか「コミュニケーション下手な日本人像」とかの話に展開して、「身体感が伴わないロールプレイが何故出来るのか?」っていう論点に向かっていって。

 この辺、僕は Wii や NintendoDS のブーム以来、デジタルゲーム業界の友人とも「身体感」についての話は(例えば「ゲームコンソールの発展史」とか)よくやるようになったり、元々スポーツ科学には興味があったりしたんで、その辺から話をすることはできたんだけど。
 これが TRPG の方ではあんまり出ない話題なんだわな。
 前に「セッションの室内環境とプレイスタイルの関係」みたいな話をちょっとやったときも、特に反応見られなかったし。
 この辺、日本の TRPG では全然鍛えられてないような気もする。

 ただし昨今の「アニメの聖地巡礼」なんかを考えると、新しい身体観を獲得しつつあるのかも知れない、と思わないでもなかったりする。それが良いことなのかどうかは分からんけど、「罪の意識は距離に比例する」*3[罪の意識は距離に比例する] = 元は戦争の拡大と長射程武器の発明に関する話。素手で人間を殴り殺すことと、剣で斬り殺すこと、槍で突き殺す、投石で殺、弓矢で・銃で/大砲で/ミサイルでロケットで……と、手の感触が無くなるにつれて/対象との距離が広がるにつれて罪悪感が薄れていく、という説。なんて話をして難しい顔をされたのは、メモしておこう。さすが銃社会。

 それから言語特性やら文化論やらの方から比喩表現に関する話になっていって、この辺は精神性とか民族性とかの話につながっていったり。
 こういうのって大抵エロを絡めると簡単に話せちゃったりするんだけど、今のご時世、パブリックな環境でそういうの書くのは色々と面倒なことになりそうなので、やめておきます(笑)

無理矢理 TRPG に戻してみる

 書いてる間に考えてたんだけど、比喩表現って『ローズ・トゥ・ロード』のシリーズやってると、よく使うようになるような気がする。パワーソースとかマジックイメージとか、あるいは『Wローズ』なんか全部そうだけど、比喩を使えないと使える魔法がえらい限定されてくるんよね。
 比喩って本来無関係な二つのものを結びつける、結びの魔術だったりするので。

References

References
1 [LARP] = Life-Action Role Playing。日本では「ライブRPG」のような遊び方。
2 [TRPG] = ここでは日本の(T)RPGに限定して話していた。
3 [罪の意識は距離に比例する] = 元は戦争の拡大と長射程武器の発明に関する話。素手で人間を殴り殺すことと、剣で斬り殺すこと、槍で突き殺す、投石で殺、弓矢で・銃で/大砲で/ミサイルでロケットで……と、手の感触が無くなるにつれて/対象との距離が広がるにつれて罪悪感が薄れていく、という説。