すげぇなァ(笑)
日: 2006年10月22日
[Manual] チーム制作も一つの手段
(T)RPG 作る時、必ずメインデザイナーの名前がドンと出る。
それはまあ看板として有用で、そこからゲームの傾向を察することも出来るんだけど、他のゲームで評判を落とした人が再起するのは難しくなる。
そのゲームが会心の作だったりするともう、目も当てられない。
僕自身もそうだけど、「○○のゲームは××だから」と偏見の食わず嫌いが出来てしまうと、もう手を付けなくなる人が多いんじゃないかと思う。少なくとも知ってる多くのゲーマーには、そういう傾向がある。
そもそも日本人は、一人のカリスマに下駄を預けすぎる気がする。
それは様々な場面で目にすることが出来るけど、とりあえず今は創作の世界の話をしよう。
芸術的才能による個人制作っていうのは、一つの手法に過ぎない。
もっと多人数が寄り集まって、看板が制作チームでもいいと思う。
一人の人間の才能なんて、最初から限られてるんだから。
[掌篇] 44 : ドレスと拳銃
「捜しました」
廃線になった駅の、うら寂れた町。
「なんで追いまわす」
差し向かう二筋の影。
「恋をしたから」
野良犬たちの騒がしい野次。
「私は罪人です」
タン
「だからこそ」
埃まみれの囚人服に、小さく開いた丸い穴。
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