『四月になれば彼女は 2002』

 もうボロボロ。
 なんでコレを舞台で見なかったのか自分。
 すげぇ人生損した気分。

 ホン見ただけじゃ分からないエネルギーがですね。
 良いです。スゴク。
 アー行くかハーフタームシアター。
 いや待てアー。
 GW は京都だ。
 なんで先週これ見られなかったか。
 見てたら無理矢理時間作って先週行ったんに。

[番外篇] X19 : 鳥籠(とりかご)

 それは閉ざされた部屋の中。
 とても大切に育てられていた。
 ある日、手を伸ばすと窓に届いた。
 外の世界につながる窓。
 外が見たいと飛び出した。
 しまった。
 まだ飛び方を習っていない。

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病気という妖怪

 妖怪の座に、病気が座っている。
 今に始まったことじゃないが。

 こんな話がある。
 戦前のことだそうだが、郵便配達員の若者が、村はずれの家まで一通の手紙を届けに行く。
 宛名には覚えがないが、行ってみたら確かにそういう苗字の表札の家がある。
 郵便受けに入れるんでなしに、「配達でーす」とやっていたらしい。
 その家でもそうした。
 すると出てきたのは目も覚めるような美人である。
 その美人に「こんなはずれまでご苦労様。少し休んでいきませんか。お茶くらい出しますよ」と勧められたものだから、若者は「まあ少しくらいなら」と家に上がった。
 少し話した後、その美人が小用で退席する。
 若者はしばらく待っていると、後ろから「アンタ何してる」と怒鳴り声。
 さては間男と間違われたかと思い、振り返ると手ぬぐいで鼻をふさいだ男がいた。
 若者は肥だめに腰まで漬かって、朗らかに独言していた。

 さて昔なら、狐狸妖怪に化かされた怪異譚となるところだ。
 これが今なら神経がどーの、幻覚がこーのとなって、病名がつけられる。
 病名をつけた医者は、その原理を(自分なりに)理解しているだろう。だがそれを聞いた一般の、こと医学に無知な人は、ただ「そういうもの」として認識する。
 そして「病気であるから」と同情なり憐憫なりの言葉を語る。

 病気への「そういうもの」という認識の仕方は、昔の妖怪に対するソレと、なんら違いがない。
 病気は今や、そういうものになりつつある。

[掌篇] 18 : レンタルビデオ

 幹線道路に面した一軒のレンタルビデオ屋。
 深夜、男がビデオを返しに来た。
「少々お待ちください」
 バーコードを読み取り、日付を確認。
 問題なし。
「ご返却ありがとうございました」
「いま、いく」
 客は呟くと、店から駆け出た。
 ドン。キギキュィー。ドン。

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アレコレ

 キャラメルボックスTVの録画は成功……してるはず。
 まだ内容確認してなくて、内容確認しないままディスクをスタジオに忘れてきた。
 同様に、今週録画したものは何一つノーチェック。
 今週はスタジオでの時間が全く足りず、仕事を家に持ち帰って来た。

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マッサージ

 先日の日記のコメントで、マッサージの話が出ましたが。
 マッサージ、やられるの苦手です。
 くすぐったいか、痛いかの二択だから(^^;

 ちゃんとマッサージ師に受ければ、まあ痛いのは痛いんだけど痛気持ちいい。以前に……あれは上野だったかな? どっか良いマッサージ師がいるってんで連れて行かれてやってもらったら、確かにアレは毎日通いたいくらい気持ちよかった。
 なんだけどホントに毎日通ったら、いったいナンボかかるのかと。
 ……計算すると、かなり馬鹿になりません。
 職業病っつーたかて、稼いだ金が右から左じゃ意味がないわけで。

 そのわりに、他人にマッサージするのは全然オーケィ。週に 2 ~ 3 回はカミさんの全身マッサージとかするわけで、頭から首から肩から腕から手から、お腹も背中も腰も脚も足も、一通りやるとこれがまたえらく疲れる。
 そう考えるとマッサージ師ってやつは立派な肉体労働で、「はい舌出して。あーん……あー立派に腫れちゃって。風邪だねー」で金を取ってるどっかの職業(ぉぃ)よりよっぽど大変だろうなァなどと思ってしまうわけですが。
 でもやっぱ高いぞ。

 以前、近所にあったマッサージ屋は、えらく安くてなんでじゃろと思ってたら……立派な違法営業でした。
 そりゃマッサージ師が 20分やって、その後機械で 40分。それで 1000円しないのは異常すぎましたが、案の定オーナーは逮捕されて営業停止に(笑)。不法就労者を使ってたよーです。
 怖いですねー。
 でもまた出来たら行きそうです(笑)

[番外編] X18 : レンタルビデオ

 警備員がいた。
 といって防犯カメラを眺めているだけの仕事だ。
 どうせ犯罪なんて起こりゃしない。
 退屈な警備員は、ビデオテープを取り出した。
 近くのビデオ屋で借りて来た、ホラー映画。
 デッキに入れて、映像を映す。
 モニタだらけの小部屋に、つまらない小男が一人。
 ここからどう話を進めるのだろうか?
 ガチャリとドアの開く音がした。
 足音がする。
 映像が小さく縦揺れしている。
 古典的な手法に、思わず苦笑い。
 パンと乾いた音が鳴った。
 小男は、ビデオテープを取り出し

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頭痛、痺れ

 ここんとこ頭痛が治まらず、右手の指先が痺れてます。
 念のために検査してもらったところ、原因は眼精疲労と肩こり。
 あと腰痛。
 どれもこれも職業病なんですが、どーにかせんとなァ……

[掌篇] 17 : ゆびきりげんまん

「忘れたらいやや」
「忘れへんよ」
「いやや。わすれたら」
「ゆびきりしよか。おまじない」
「なあに?」
「死んでも忘れんで、一緒におれるんや」
「うん。しよ」
「ゆびきりげんまん・・・」
「・・・のーます!」
「これでもう大丈夫やよ」
「うん!」

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[診断] 成分とレシピ

 成分とかレシピとか、その手のネタが流布しているようなので自分も。

 まずは成分から。

女禍の56%は犠牲で出来ています。
女禍の44%は情報で出来ています。

 ……犠牲と情報だけかい。ムゥ。
 もう一つのハンドルでやると……

玄兎の82%は根性で出来ています。
玄兎の7%は純金で出来ています。
玄兎の5%は株で出来ています。
玄兎の3%は鉄の意志で出来ています。
玄兎の2%は税金で出来ています。
玄兎の1%は言葉で出来ています。

 判断に迷う成分だ。

 気を取り直してレシピへ。
 こちら友野センセのMixi日記にあったんですが。えーどれどれ。

  1. プレゼント 94 %銃 6 %感謝という名の調味料と名誉のいう名のスパイスを加えます。
  2. 下ごしらえは要りません。
  3. 次に31分間焼き上げます。
  4. 最後に隠し味として人間性を少々振りかけて、適当に盛り付ければでき上がり!!

 こっちも別ハンドルでもチェック。

  1. 鉄 26 %たこ糸 74 %成長という名の調味料と積み重ねのいう名のスパイスを加えます。
  2. これらを良く混ぜ合わせます。
  3. 次に2分間中火で煮込みます。
  4. 最後に隠し味として人間性を少々振りかけて、適当に盛り付ければでき上がり!!

 本来は kg のところを、% 換算にさせていただきました(何)

 なんというか、もちっとネタになりそうな結果を期待したんですが,その辺はちょっと残念賞。
 でもって僕の人間性は「隠し味として少々」くらいだそうです。おい。