[RPGs] とりとめもない不満話

ただの愚痴ですので。ええ。

初心者にシナリオ作成の手ほどきをするのは何故か。

初心者がシナリオの作り方が分からないのは何故か。

ベテランが丁寧にシナリオを作らなくなるのは何故か。

これら全てに答えようとすると、基幹になるのは「マスタリング技術」なのよねって。

僕らの世代のGM修行がまず「ゴブリン退治」から始まったのも、理由は「マスタリング技術の基礎を学ぶため」だったし、新作システムはまずサンプルシナリオを遊ぶことが勧められるのも「どんな風にマスタリングするのかを体験するため」だし。

僕が内輪の初心者たちにGMブートキャンプをやってた頃、まず1シーンGMリレー(1シーンごとにGMの役割をバトンしてゆく)で部分的に体験してもらうことから始めて、それからサブGM付きセッション、1on1セッション、通常のセッションみたいな感じで順を追ったり、あるいはシナリオの読み合わせを何本もやったりしてたのも、その辺の基礎を身に着けてもらうためだったり。

シナリオを作る、読む、というのは当然その段階から準備が始まっているわけだけど、その「準備」というのは「シミュレーション」も含まれてるわけね。

何をシミュレーションするのかといえば、それは当然セッションの進行=マスタリング。

ぶっちゃけた話、マスタリングに慣れれば、自信が持てればシナリオなんて添え物に過ぎなかったりもする。

なんなら都合が悪い時だけ「今回は用意してない」「シナリオと違うから」みたいな免罪符として使うくらいだったり。(まあそれも敗北宣言みたいなもんで「どんな状況にも対応してこそ一人前」というのが僕らの世代のGM観だったのだけども)

で、その肝心のマスタリング技術について、ちゃんと一から十まで解きほぐした解説ってほとんどないのよね。偉そうに「シナリオなんて1行で十分」みたいなこと言ってる人たちも、マスタリング技術がその土台になってることについてはちゃんと語らなかったり、具体的に解説しなかったりする。

「ルールブックを読め」で済ませたり、「相談すりゃええやん」と現場に投げたり。

それで初心者が誰でも遊べるようになるんなら良いんだけど。

実際そんな事ないやん?

誰も彼も、彼らの不安を解消するべく具体的な対策を講じてはくれない。

マチズモだよねぇ。

まあ個々人の適性に左右される部分があるのは認めるけど、いろんな現場で遊んでいると、一口にGMと言っても結構いろんな個性があって、この卓では良いけどあっちの卓では上手くいかない、こっちの卓では上手く拾えてないけど、あっちの卓ならめっちゃ盛り上がる……みたいにPLとの相互関係で成立する技術であり役割なのよね本当は。

だから僕個人としては昔から、もっといろんな人がPLだけてなくGMも楽しめるんじゃないかなーと思っているのだけども。

でもまあ現実には「色んなスタイルが有って良い」と肯定するテクストが無いから、自分には向いてないと思い込んだり、GMよりPLのが楽しいやんと言って辞めていっちゃったりする。

なんなら部外者が正しい正しくない、間違ってる迷惑だと決めつけたりしてる。

なんだかなーと思っちゃうのよね。

まあ結局のところ、RPGsって遊びは個々人の半径3mくらいの範囲にしかないから、その外にいる人なんてどうなろうが知ったこっちゃないのよね。

関係あるのは金落としてもらわにゃ困る商売人くらい。

それだって自分に都合のいい人間しか要らないわけで、埒外の人間はバンバン排除しまくっていく。

そんなんが幅利かせて、小さい声まで虱潰しに叩こうと出張ってくるようになっちゃった感があって。

なんなんだろね。

だからまあ、僕は界隈から完全に手を引いたわけだけども。

だれかちゃんと、網羅的なマスタリング論のテクスト書かない?