[diary] やっと調子が出てきたかな

暖かくなってきて、やっとこ調子が出てきた感じ。

単に胃が痛みまくるヘビーな仕事が一段落ついたからかもしれない。

なんとか好評のうちにやり遂げられた……と、思うんだ。

いやまだ終わってないんだけど。

それはそれとして先週末のアレコレ。ちょっとだけ長いヨ。

遊びまくりな日々

ここんとこあれやこれやと遊んでます。

03/21 (sat.)

ある傭兵の死

Twitter 上で展開されている「グランクレスト大戦」。このジャンルの嚆矢たる「ゾンビサバイバル」あたりから、思えば遠くへ……来れたのかな? だいぶ発展してきてる感はあるので、この手のゲームを作ってみたい方は、覗いてみても良いかと。

僕もちょっと興味があったんでプレイしてたんですけど、ちょっと思うところがあって自殺めいたプレイをしてまして。

で、この日のプレイで美事に散りました。

これ基本的に資源管理ゲーなわけですが、パンドライベントの導入で調査点のルールが出てきたあたりで「あ、これは今までのプレイが全部悪手になったぞ」ってのが有ったんですね。

元からあんまり積極的にはプレイしておらず、支援も温泉出た人のところに行って HP 回復させてもらったくらいだったんですが……いやそもそも支援しようにも皆早くて張り付いてないと間に合わなかったってのもあったりで。(別に支援は早い者勝ちではなかったんだけどね。でもまあごく一部の支援累積リザルトを除けば、二人目以降の支援には受ける側に利益がないので)

で、「じゃあソロで激戦区で暴れまくってよう」と思ってガンガン HP 減らしながら SP を稼ぐ、荒稼ぎプレイで遊んでたんですが、そうやって HP 減ってきた所に、調査点を稼いで買い物をするルールが追加され。

んでこの調査点、リザルトに「支援すると HP と引き換えに調査点を得られる」ってのが有ったんですが……自分は HP 温存してなかったんで、ここにアプローチできなくなってたんですね。

もちろん後方に下がって HP 回復しながら調査点のために支援プレイに走ることも可能だったんですが、初期からプレイしてて脳筋傭兵ってロールが付いちゃったんで、今さら変えるのもなァ……という。

それでもあるいは、戦場で出会った誰かに引き止められる形で後方に下がる、というのはアリかなーってんで、「リザルトでオプション/NPC を獲得したら後方に下がる」という条件付けをしてプレイしてたんですが、最期まで出会うことは無く。(そもそも激戦区にはオプション獲得のリザルト無かったかもしらんけど)

そんな次第で幻想詩連合の傭兵パニ、百人斬りを達成して死にました。

まさか最期のイベントにそんなドラマティックなものが来るなんて(笑)

最終 SP は 98 。

「SP100 以上になれば所属陣営の画像がもらえる」とか、なんか特典が有ったみたいなんですが、その辺は元からあんまり興味なかったんで、まあいいやと。むしろ記録にも残らず、ただ狂戦士として死んでいった一傭兵ってのもカッコいいじゃん? とかそういう(笑)

後方支援キャラを作りなおして再戦しようかなーとも思ったんですが、なんか次の更新で「後方」が無くなるらしいという話があったんで、このプランも没。ということで投了しました。

打ち合せという名のセッション

まあ例によって例のごとく、です。

今日の打ち合わせは、結実するの多分 18 ヶ月後とかになるんだよなー。

それまで生きてるかしら?

30分刑事

打ち合わせ終了後は、『30分勇者』にインスピレーションを受けた某氏のネタ・バリアント『30分刑事』をプレイ。

PCは刑事です。ある大きな事件の調査にあたっていますが、番組開始後30分で敵組織の襲撃を受け殉職します。それまでに事件解決に必要な証拠(達成点)を集めて下さい。

……という実にアタマのワルい(褒め言葉)設定。いや素晴らしい(笑)

これ最初は全員死亡するルールだったんだけど、一回遊んでみて「いやコレ、クライマックスにプレイした1人だけ死ぬんでいいんじゃね?」ということに。

そこで――

PCは刑事です。ある大きな事件の調査にあたっていますが、番組開始後30分で、敵組織の襲撃を受けて1人が殉職します。それまでに事件解決に必要な証拠(達成点)を集めて下さい。
なお、殉職した刑事の掴んだ証拠が必ず決定打となります。

――というルールに変更して再度プレイ。

これでどうなるかというと、結末の語りが変わるんですね。「あいつがあの時、命をかけて掴んだネタが~」という(笑)

他にも「リソース使い果たしたら死亡」とか「万能アビリティ“デコイ”=使うと殺される」とか、いろんな死亡プレイの検討がなされたりして実にアタマのワルいセッションとなりました。

タノチイ(笑)

03/22 (sun.)

ガラコお試しプレイ

『ガラコと破界の塔』のお試しプレイとして GM やってきました。

同人ながら大人気のこのゲーム、財布と相談しながら戦闘マシンたる「ガラコ」を設計し、そいつでハッスラするゲームなんですが……安定志向なストーリーゲームと違い、ダイスの神がちょいと荒ぶってくださりやがると、あっさりボスが逝ったり PC が逝ったりな感じで、実にギャンブラーな面白さがあります。

あとプレイヤーが悉く金の亡者になります。もはや蛮族ですバルバロイです略奪経済バンザイ(笑)

ピーピーのからっけつになりながらセッティングしたガラコ(戦闘マシン)があっさり逝っちまったりする辺り、オールドゲーマー的に『メックナイツ』を思い出したりしないでもないんですが、流石に 3 時間かけて設計したマシンが 5 分でぶっ壊れたりするようなアレではありません。ご安心下さい(笑)

んでコレ、渡米中にちょいちょい遊んでてあっちでも評判も良かったんですが、帰国してからは遊んでなかったんで、ちょっくらやってみんべーやと。

やーウケたウケた。特に『ハンターズ・ムーン』好きな面々にウケまくった。まあ似たようなモンと言えなくもないけど。

中でもハンタムグループの一人が「自分で卓立てたい」って言い出したのでルールブック貸しました。「買ってくれてもいいのよ?」と思ったんだけどまあ、こかげ書店で在庫切れだったので。そんな次第でしばらく僕はガラコの GM できません。悪しからず。

『Shadowrun』で「魔法科高校の劣等生」

『魔法科高校の劣等生』の世界を (T)RPG で遊ぼう企画第二弾。

ちなみに第一弾は『GURPS』ベースでした。

魔法そのもの――特にMKS単位系を使いそうな現代魔法――の〈世界観〉は『GURPS』に軍配が上がるんだけど、世界設定やキャラクター性――階層化社会と英雄物語――の表現としては『Shadowrun』の方がスマートだし……ということもあって、 SR でも検討中だったりします。

どっちもアマチュア~プロフェッショナルをシームレスに表現することに秀でたフレームなので、わりと相性はいい感じです。この手の表現については、一般的な単系上方ロールよりも圧倒的にアドバンテージがあると思うのですよ。(もちろん運用で何とでもなるだろうけど)

この日は戦闘におけるイニシアティブ管理を SR2e 系にするか SR4A 系にするかで試行錯誤。

サイバーウェアが全て「常駐型魔法」に置き換えられる都合上、イニシアティブ強化が可能な魔法士が圧倒的に有利になるんだけど、一度発砲を許せば防御用術式が無い限りヤバいよ? というピーキーかつ固定値信仰な戦闘になるので、早さと手数で圧殺する 2e 系が第一選択じゃないかなー? というところに。

ただまあコレについては昨晩 Twitter でとりっくん( @tricken )氏に「4Aでヒットを固定値に変換すれば~」という案を戴いて、「あるいは 4A 系でも書けるかもなー」という気分になってきてます(笑)

余談ですが、「魔法式はテトリスブロック風に構築し、インベントリ・スロット方式で記述する」とか「サイオン/魔法式によるイデアの占有率は『央華封神』のテトリスシステム」とか、わりと実験的な(アホな)ことをやったりしています。

03/23 (mon.)

板の上の面々で『Ledy Blackbird』

んで今日はカミさんとその友人らとで『Ledy Blackbird』(LBB)*1LBB : 有志による和訳をプレイ。

カミさんと (T)RPG の卓囲んだの、実に 19 年ぶりだからね。当時は確か『クリスタニアRPG』をちょろっとやってたんだけど、遊んだ物語の断片を除けばかろうじて「サイコロ振って成功とか失敗とか」くらいしか覚えておらず、完全にリセットされてるところからのリスタート。

その他の面子も、「一応 (T)RPG は知ってるけど遊んだことがほとんどない」という人たちで、事前にインストゲームやったりしてたのだけども、やっぱりまあ最初はどうしてもぎこちなかったりして。

GM としてゆっくり質問を投げかけながら、内心「心臓やべェ」と思うくらい超緊張しました(汗)

でもまあ LBB は“おはなし”を考えて綴っていく遊びなので、あんまりこう、リソースがどーのシナジーがどーのっちゅー七面倒なアレもなく*2いやプレイ自体のシナジーはめっちゃあるんだけど。というかそれがメインなんだけど。まして参加者みんな板の上の面々なので、エチュード的にスルスル場面が語られるわ掛け合いは面白いわで、実に贅沢なセッションとなりました。

「あれ、俺もしかして GM 上手いんじゃね?」とか錯覚するくらい(笑)

慢心。ダメ、絶対。

一回だけじゃ飽きたらず、キャスト入れ替えて計二回のセッションになりました。さすがに疲れたぞな(笑)

二回目になると皆あれこれ考える余裕が出てきて、ちょっとプレイングとして「待って待って」ってなったりもしたんだけども。あと場面転換ごとにテーブル上に簡単な模型を置いたのは良かったっぽい。足りないモノを消しゴムとサイコロで代用するゲーマーあるあるムーブ(笑)

セッションログは後日、文字起こしして参加者に進呈することに。

ミニチュアゲームも

その後はサバゲーチームの面々(といっても LBB のメンツとほぼ同じ)で、持ち込まれたミニチュアゲーム『Arc of Fire』……の、インストラクション。

何ぶん、輸入ゲーを自家訳したルールしかなく、またあんまりライティングに慣れてない人だったので、ルール確認と簡単なプレイテストで時間切れに。

また今度やりませう。

今日のはインストラクションだったからか、ちょっと机上演習めいてた(笑)

それにしてもアレやね、現代戦かつ個人戦スケールのタイトルって、日本語環境だと厳しいやね。そもそもミニチュアゲーム自体、日本じゃ(主に空間的な事情で)厳しいってのもあって、だいぶ不遇を託ってるので仕方がないのだけども。

References

References
1 LBB : 有志による和訳
2 いやプレイ自体のシナジーはめっちゃあるんだけど。というかそれがメインなんだけど