この忙しい年末にそういう話をされてもなぁ、とか思いつつ。
スタジオで、例によってまた例の子から質問されて、近場にいた男連中が総出で相談に乗った話。この忙しい時期になにを言ってるのかお前ら、と思いつつも話自体はおもろかったんでまとめてみる(笑)
結婚したかったら相手にプレッシャーをかけた方がいい?
どうなんでしょう?
まあ昨今は草食系男子なんて言われるようなのもいるし、プレッシャーかけないと動かなかったり、プレッシャーかけると逃げたりと、相手によるところは大きい気はしますが。
多かった意見としては、男にとって結婚ってわりと「面倒くさいもの」って印象が強いんじゃないかと。敬虔な信仰者でも無いんで、別に結婚しなけりゃ付き合っちゃいかんって話でもないし。だから「できちゃった結婚」なんてフレーズが出来たんでしょうけど。
あれってまあ、ギリギリの線ですわな。子供を産むとして、生まれた子供の人生はどうなるのか? というところでようやっと責任を感じるようになる。ただこれも、「子供の親は結婚していてしかるべき」という社会通念上の認識があるからであって、それは「子育てに対する責任を父親にも課するべき」という美徳の発露ではあるものの、一方では親の無い子供に対する偏見の元にもなってたりして、だから「結婚せんと幸せになれない」というのは社会がそう仕向けているって話にもなったりする。
……とまァ、こんな責任転嫁が真顔で出るくらいには、男は結婚を面倒くさいものと思っているみたいです(笑)
なのでまあ、相手次第ではあるとはいえ、とりあえず「面倒くさい」と思ってるものと仮定して、結婚のプレッシャーをかけるのと同時に、「結婚は面倒くさくないよ」ってアピールもしといた方がいいんじゃないか? とか、なんかそんな結論に。
ちなみに知り合いの女性陣からは「プレッシャーかけてなかったら結婚できてなかったかも?」ってのはよく聞いた話なんだけど。
よっぽど嫌がるんだな、男、結婚て(笑)
まあ僕は「結婚したい」っていうのは手段の目的化だよなァ、とか思うんで、「その先まで考えてるかー?」とは聞きたい。ウェディングドレス着たいだけなら披露宴だけでも良いだろうとか、まあ幸せオーラ出しまくりな人には、まるで歯が立たない話なんだけど(笑)
好きだけど結婚したくない相手っている?
「好きだけど恋人でいる必要の無い相手」、なんてのもいるらしいですぜ(何)
これもまあ、大体が「結婚、メンドクサイ」が先に立つんだけど、それを考えないものとしてもやっぱりいるみたいです。
この話題が出たとき、男連中が揃って「いるいる」と唱和した場面は、たぶん「結婚したいんだけど相手に話題を振ると逃げるのはなんで? 嫌なの?」と本気で悩んで不安がってる女子が目の当たりにしたら、思わず泣いちゃったんじゃないかという(笑)
よく「百年の恋も覚める」なんていうけど、ああいうことは何も女側にしかない話でもなくて、男側でも結構よくある話だったりするみたいです。
ただし男が女にそれを感じるのは「末永く付き合っていきたい」と真剣に考えているときに限定されるらしく、そうでないときはわりと細かいことはスルーします(笑)。たぶんそうしたスルー率は女の方が低く、そのため比較すると女のほうが「注文が多い/細かい」と思うんじゃないかとか(笑)
なんでまあ、「結婚する/しない」の判定をするような時期になってから、男がオタつくのは「心の準備をしてなかったから」というのもあるんでしょう。
「結婚しよう」と言われて初めて「どうしよっかなぁ?」と考える男も少なからずいるわけで、そういう男にとっては言われて初めて相手について真剣に「こいつと結婚したいか?」とか考えて、細かいところまで見る/考える/想像するようになるところがあるだろうと。そこで百年の恋が冷めちゃうと、たぶん男は逃げます(笑)
だから真剣に結婚したかったら、ある程度長い時間をかけて心の準備をさせといた方が良いんじゃないかと思ったり。
戦略的には結婚の話題を出して、相手がなんとなく逃げ腰になったらしばらくその話題を封印する。逃げ腰になった理由にもよるんだけど、例の百年の恋がナンチャラな事を目撃して「結婚は、ちょっと」とか思われた場合なんかは、しばらく放っておいて同棲でもなんでもして関係を続けつつ相手の感覚を麻痺させる(笑)
最初「こいつと長いことやっていけんのか?」と思ったとしても、現実に「長いことやっていけました」って実績の前には無力なので。いわゆる「あばたもえくぼ」ってやつで、のんびり腰をすえて構えれば、「そういうところも可愛い」とか本気で言ってくれるようになるもんだし。
まあ、そのままダメになることもあるんだけど、そういうのは結婚しててもやっぱりダメだったろうから。うん。
何はともあれ自己責任でお願いします(逃)
あと、そういう要件もあるんで周囲からあんまり「結婚しないの?」と急っつきまくらない方が良かろうと思います。そういうプレッシャーが必要なタイミングってのもあるんだけど、あんまり急きすぎても壊れることがありますんで。(目撃例あり(笑))
オッサン話で〆
ちなみに話は午前1時頃に振られ、でもまあ仕事中はその辺スルーで午前6時頃、徹夜明けで仕事上がりにマクドとかで繰り広げられたもの。
20代の若手の連中はヘロヘロで「疲れたんでお先」だったのに対して、30代40代のオッサン連中は元気に「じゃあ相談に乗ろう」とマクドに移動して、そのまま1時間くらい話し込んでたんだから元気なモンである。
俺ら20代の頃って、「仕事で貫徹→ゲーセン/パチ屋/映画館直行」とかのバカ過ぎる生活してるやつとかいたもんだけどなァ。
……とかオッサンくさいネタを振ったらオッサン魂に火を付けてしまったらしく、「それ言ったらお前、俺の若い頃なんか」と、その場にいた最年長の大先輩が『マクロス』の劇場版を見るのに徹夜した話とかを始めて大変な事になったので逃げてきました(笑)
さすがに徹夜明けの子に運転させるのもアレなんで、電車で仮眠所に移動。
まあこの移動時間が、一番の睡眠時間なんですけどね!
向かいのホームはえらい混んでますがね! こっちはガラガラなんですわい(笑)