楽しみで胃が痛い

 某作品の地上波放送を、みんなで見ようの会。
 ……というのを今日これからやるわけです。
 映像制作ってのは基本的に分担作業なわけで、完成品を見るのは試写だけ。
 それもまあ見られる人間は結構限られている。
 実際には本放送されるまで見られん人は、結構いるのです。
 そんなわけで、こうやって集まってみんなで見るべ、と。

 今夜がヤマ、という部署もけっこうあるんで集まれる人間は限られてるんですが、集まれる人間はなるたけ集まって、大画面で一緒に見るぞと。
 ものすごい緊張すんですよね、これ。
 楽しみなのは楽しみなんだけど、ちゃんとスタッフが反応してくれるか、という。
 最初の視聴者はスタッフ。
 まずそこから胃の痛む日々が始まるわけです(何)

“楽しみで胃が痛い” の続きを読む

OVA『Hellsing』 Vol.1&2

 買ってから随分経つんですが、やっと通しで見ました。
 ……いいなァ。
 TVアニメ『蟲師』も恐ろしく「原作に忠実」だったんですが、質が違う。
 まあ、どんだけ時間と手間をかけているのかを考えれば、差が出ることは当然かもしれませんが。
 それが可能である、ということが羨ましい。
 それにしても、良い出来だ。うーむ。

アホ話

 特権階級(謎)の方々にブッ殺されそうなことを考えつつ農耕的仕事三昧。
 いくら作家に休みは無い(©あざの耕平)とはいえ、〆切のためだけに脚一本犠牲にするわけにもいかないので……とか考えたら結局なに、南ボヘミア行きのリスクは 2週間分? 高くついたわ、ホント。
 ちゃんとギャラはせしめたけど。

 

“アホ話” の続きを読む

[掌篇] 41 : 理性と本能の狭間

「そう」
 旅立つ人と、そうでな人。
「そう」
 それらの絆は儚くも不断であった。
「それだけ?」
 濃紺の空、月のない夜。
「それだけ」
 鸚鵡返しの間は、徐々に長くなる。
「止めないの?」
 細い紫煙が、長々と空に伸びてゆく。

お題提供ページ:小説書きさんに50のお題