[trpg] 色々と試プレした日

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本年初のゲーム試プレ会。

今回はこれまで遊べてなかった『TRPGおまじな大饗宴』から 3つばかりピックアップして、他に参加者が持ち寄った自作ものをちょろちょろと遊んでみたりしました。
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*【午前の部】

朝 7時集合という狂気の沙汰。
まあ朝食パスする人は 8時からで良かったのですが全員「メシ食わせろ」ということで 7時集合。
面倒なんで朝から饂飩鍋にしました(笑)

食事をしながら「どれやってみたい?」と『TRPGおまじな大饗宴』を回し読み。投票の結果「クライマックス生成パロTRPG BOSS戦!」ということになりました。

**「BOSS戦!」

>”■コンセプト”
>ラスボス戦闘中の回想で過去の戦いを作り上げ、成長を演出することで、ラスボスを倒すというラストバトルのみのパロディTRPGです。(p.61)

――とある通り、基本構造はキャンペーン物の物語を、原則バトルのみでつないで遊んでしまおうというダイナミックなゲームです。ロジックは以前「戯言。」の方で書いた[[「シナリオフレーム『ドラマチックバトル』」>http://blog.talerpg.net/rpg/archives/241]]のパターンなんで、ウチのメンツは慣れ親しんだスタイルだったりします。なので焦点はゲームシステムの方へ。

ゲームシステムは基本的に、カード(トランプ)をプレイしながら小芝居を楽しむ遊びです。極端な話、ゲーム要素は無くても遊べそうに見えるんですが、プレイしたカードと小芝居を関連付けると上手いこと回るようになってるんですよね。最初は「これ必要ある?」と訝しんでた面々も、「まあとりあえずやるだけやってみよう」ということでルールに沿って遊ぶと「なるほどなー」と意表を突かれてました。

***試プレ

ワールドセットはネオグンマー。『ニンジャスレイヤー』的な世界観で、 PC はブッダデーモン戦士の加護を受けたニンジャ戦隊をやりました。意味がわかりません(笑)

実はこのゲーム――

>このゲームは、ほぼロールプレイのゲームですが、長いセリフは必要ありません。一言でOK、多少無理矢理でもOK、シーン描写だけでもOK、のノリで。気楽に、お手軽に、熱いバカ騷ぎをしようではありませんか!(p.61)

――とあるように、あんまり長いロールプレイを必要としません。ワンフレーズ、シーン描写だけでもOKというのは、実に『ニンジャスレイヤー』の世界、あの独特の「忍殺語」と相性が良いのです。つまりニンサツ的アトモスフィアです。

ちなみにプレイ内容ですが……敵は「ペリー=サン」に率いられた「アンタイ・ブディズムのガイジン」ということになり、テンサイ級ハッカーにハックされた「オイランロイド」や野望に身を焦がした「グレーターヤクザ」との戦い、そしてラオモト・チバの陰謀でアメリカに渡るも行方知れずとなり、メキシコから泳いで参った「ヤバイ級ズンビーニンジャ」との戦いで鬱展開になって一人「ソーマト・リコール」になったりしました。

誰かこいつらを止めろ(笑)

**「死亡フラグTRPG」

「BOSS戦!」が終わるも、待ってたメンツがまだ来なかったので、待ち時間で「死亡フラグTRPG」をプレイしました。

こちらは「BOSS戦!」に輪をかけて小芝居を遊ぶゲームでして、プレイ中にはランダマイザすら使いません。キャラ作成の段階でランダムに決められた死亡フラグを、プレイ中の小芝居の中で立てて、それが判定を通った(認められた)ら成立=ゲーム終了という、実にシンプルな遊びです。TRPGというよりインプロ・ゲームといった趣きです。

あからさまに一発ネタの、大饗宴にふさわしいシステムなんですが、シチュエーションの数が結構多いんで、待ち時間とか、ちょっと時間が余った時に遊ぶような感じで取り回すと、意外と寿命が長いかもしれません(笑)

***試プレ

メモ取ってないんでちゃんと書けんのですが。

感覚としてはポンポン進んでアッサリ終わることが多かったです。お陰で1時間で3セッションばかり回りました。あと、感想戦で「通ったらどうするつもりだったんだアレ」という死亡フラグをアレコレ話すのも、それはそれで面白かったです。

**「Code:Hunting」

「死亡フラグTRPG」が終わっても待ち人来たらずだった(寝坊してた)ので、自作ボドゲのモジュールのテストをしてもらいました。

「ルールテキストとコンポーネントだけで遊べるかな?」というテストなので、自分は参加しないで傍観していると、2箇所ばかり正規記法から外れた記述を指摘されて、その場で訂正。それ以外は特に問題なかったようなので一安心でした。(ルールテキストと試作コンポーネントは翻訳班に発送済み)

*【午後の部】

昼食後、一部メンツを入れ替え。3卓に分かれました。ちなみに僕ンとこ以外は両方とも自作のルールシステムのテスト。試プレ会なのでまあそういう集まりです。

**「究極執刀アスクレピオス」

僕の卓では再び『TRPGおまじな大饗宴』から「究極執刀アスクレピオス」を選択。
これは――

>私のボドゲ脳の産物です。行動の最適化、期待値の調整、達成度とAP獲得のバランスに、頭を悩ませて下さい。(p.81)

――とある通り、かなりガチなゲームで。なのでコレだけは先にキャラ作成のルールだけ送って PC 作ってきてもらってたのです。(だから人待ちしてた)

***試プレ

先に配っといたルールはキャラ作成と基本ルール、リプレイの部分だけなので、全体の進行についての説明をしてから実プレイ開始。ちょっとなんか、さすがに全部コピって渡すのはモラルが咎めたので(笑)

対象テロスはダクリィ。リプレイに出ちゃってるんで、対策を考えてキャラ作ってくるだろうけど「それでイイ」というか、実はリプレイでも失敗してるテロスなので、過剰なくらい対策されても OK という感覚でした。
あと通販した時に同封されてた「ダクリィ」のイラストを使いたかったというのも理由のひとつ(笑)

結果は、出目にも恵まれてバイタル11を残して勝利。内輪の中でも元ネタの某ゲーム(笑)やりこんでる連中だったからか、これは相当な手応えがあって。今日は他にも予定があるんで無理だったんですが、「とりあえず掲載されてるテロスは全部やろう」ということになりました。

**「BRP-FSS」

最後に BRP ベースで試し組み中の『ファイブスター物語』のテスト。

今回は騎士とファティマのテストということで、まず「騎士としての生活」と「ファティマの入手」をやって、最後に「バランシェ・ファティマのお披露目会」というイベントに。

最後のイベントはアレです、単行本第一巻ほぼそのまんま(笑)
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