[diary] 慎ましやかなお見送り

 去る11月21日、父方の祖母が亡くなりまして。
 本日、告別式が終わりまして。

 まあそんな感じです。

 忙しなかった分、終わったことで脱力しとります。
 気ィ張ってたんだなー、と今更になって自覚してみたり。
 まだまだニュートラルを徹底することは出来んなァ。

 元より一緒に暮らしていたのは赤ん坊の頃だけだったので、それほど親しく付き合いがあったわけでもないんですが、ゆっくり思い出してみれば、子供の頃には遊びに行くとこっそりお小遣いをくれたり、一緒に近くのおもちゃ屋に買い物に行ったことが有ったような気がします。
 記憶はあるんだけど店はもう無くなっているので、真偽の程は不明。
 まあでも自分がそう覚えてるんだから、それはそれでいいんじゃないかな? と思ったり。

 晩年はデイケアサービスのお世話になり、また養護施設を終の棲家とされたりと、あまり会う機会もなく。
 でもまあ入院した折は着替えを取りに行ったり、部屋の後片付けで重い荷物を抱えながら団地の階段を登り降りしまくったりと、顔は合わせてないんだけど、ちょいちょい生活の中に名前が上がるくらいの距離には居りまして。

 ちょっと不思議な感じです。

 自分の性分としては、人の死をことさら特別なこととして語るのは好かんのですが。
 まあでも父方の叔父や従兄弟との面識を得たことは、会わせてくれたご縁かな、と思わんでもなかったり。

【追記】

 ああ、えーと父方といっても養父の方ですんで。
 本家の大刀自が無くなったわけではございません。
 ええ、ありゃあピンピンしとります(笑)