うーん、何書こうかなァ。
色々と書きたいところはあるんだけど、まあ『シュトヘル』の方で時間食われたのと、こっちはストーリーとドラマが合致しすぎてて、何を話してもネタバレになるんでアレなんだけど。
強いて言うなら、そう。
『G戦場ヘヴンズドア』のファンにはたまらん巻です(笑)
ページの内容
『少女ファイト』 6巻
今号はルミコのエピソード。
その辺がまあ、つまり『G戦場ヘヴンズドア』のファン感涙モノのあれこれがあるわけで。
移動中に電車内で読んでて、なんかこう、ヘヴンズドアのキャラたちが今も生きてるなァ、とか思っただけで泣きそうになったりしました(笑)
ストーリーで泣くことは滅多に無いんだけど、作家や読者がキャラを大事にしてることとか感じられると泣けてくるんですよね。
うん。よく「変だ」と言われます(笑)
まあでも、その辺を差っぴいても、あの作品には色んな思い入れがあるからなぁ(何)
あと、帯サイコー。*1[帯サイコー] = 更に言うなら[表1]と[表4]超サイコー(笑)
「好きな人を
好きな自分は
大好きだね」
そうだよなァ!
閑話休題。
ちょっと真面目な話をすると。
構成とキャラ立てに見る真摯さ
この『少女ファイト』が毎回スゴイと思うのは、単行本になったときに毎巻きっちり一人ないしひとつずつのエピソードをまとめてる点。
巻末というか、巻の最後に学のモノローグから始まる話が入って、結末についてまとめたり、次のエピソードの伏線を張ったりしてる。
もちろん連載なんで、どの巻から読んでも大丈夫なんてことはないんだけど、それに近いことをしているわけです。
実際、ウチに来た人の中にも、読みかけで置いてある(開き癖が付くのもイヤなんで普通に閉じてある)2巻とか 3巻あたりを手にとって、何気なく読み終えてから1巻に戻った人とかいたし。
これを「完全にコントロールされている」と考えるか「丁寧に作品を作っている」と考えるかで、まあ評価が分かれるところだとは思いますが、僕はこの作品について言えば、キャラの設定について丁寧に掘り下げて描かれてるところから、後者の立脚点でプラス評価と考える次第。
少なくともキャラごとの人格形成について書かれてるのは凄い。
特に伊丹。いわゆるツンデレキャラ。
ちゃんと背景について言及しないで、ただ設定をくっつけただけの記号的なツンデレというのは、まあ『百舌谷さん逆上する』みたいなモンで、メタな笑いにしかならんと思ってるので。その点、伊丹はちゃんと理由付けがなされてるので、「ツンデレ」ではなく「伊丹志乃」としてちゃんと見られる。
その辺がまあ、日本橋作品の好きなところですね。
うーむ。
人となりに触れずにラブレターを書くのは難しいなぁ(何)
少女ファイト
G戦場ヘヴンズドア
References
↩1 | [帯サイコー] = 更に言うなら[表1]と[表4]超サイコー(笑) |
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