久し振りに呑みました。打ち上げくらいは見逃せ。
関西では終わってねーのですが、納品した時点で一仕事終了。
ちょっと燃え尽きてます。バーンナウト・シンドローム。
今なら鼻血流して精霊召喚できるかもしれません。
本プロジェクトは 7月末まであるし、関連商品は当分続くし、関連作品(現状ではシリーズ展開と言うほどではない)もあるので、完全に終わったワケじゃあないんですが……まあアレです。当初やりたかった改革まがいの仕事はひとまず終了。
立ち上げから丸四年、関係諸氏は本当にお疲れさま。
打ち上げの席で、ぶっちゃけトーク。
スタッフ、キャストが打ち入り後しばらくで顔合わせをしてたので、恒例の「やー貴方がアレやってたんですかー」はナシ。製作中からキャスト、スタッフともに相手にオーダーを出し合ってきたので、あちこちでぶっちゃけまくってる。
雰囲気に酔う→トークで目が覚める→雰囲気に…の繰り返し。
製作中には聞けなかった話なんかもチラホラ。まだまだ改善の余地はありそうで、進捗上、残念ながら拾えなかった現場からの提案も、たくさん聞くことができた。
厳しい言葉もたくさん聞けた。言われた瞬間はもちろんイラッと来るんだけど、深呼吸ひとつする間に喜びに変わる。それは真剣にやってなければ出てこない言葉だ。ただの不満や愚痴なら、もっと雑で軽かったはず(そういう話はこれまで飽きるほど聞いている)。現場のインスピレーションを自分の中で検討した結果としての言葉だから、それはとても重い。
練りが足りなかった部分は、やはりあったのだ。
キャストさんとは仕事の隙間を縫うように連絡をとって、ミーティングを重ねまくってきたので、レッドそのものの話っていうのはあまりナシ。それより「次はどんなのやるんです?」とか聞かれたのがもう! こんな七面倒な仕事してもらったのに!
あんまり話ができなかったゲストとも、新手法の魅力と難しさについて色々と話して。今回参加できなかったキャストさんからも、やりたいという話があちこちから聞こえてるということで、どうやらキャスト方面にはよっぽど好評だった様子。狙い以上の効果があったのかもしれない。
こりゃスタッフさんたちは苦労するだろうなぁ……とか笑い話。その場にいた Bさんまで他人事のように「大変でしょう」と笑っているので、ちょっと脅し気味に「またやるっつったらどうします?」と聞いたところ、真顔で「呼んでください」とのこと。
今日は嬉しいコトだらけ。
これまでも何作品かで好評価をいただき、その倍くらいの数で達成感のある仕事ができたと思ってますが、今回のは抜群。ようやく戦術レベルでなく、戦略レベルでの仕事ができました。
本当に嬉しかった一日。