『TRPGシナリオ作成大全 vol.6』に“楽できないシナリオ作り~シナリオフレーム「サスペンスホラー」”を寄稿させていただきました。*1フレームではあるけどフレームワークではない、という微妙なアレ。
シナリオの大枠と必要な素材の概要がちょろっと有るだけで、あとは CoC のシナリオを泥くさくひたすらコネコネ製作する、お世辞にもスマートとは言えないだろう方法です。
……とはいえ、自分がいつもやってるのはコレなんだから仕方がない(笑)
あとがきも終わって一段落。今回は燃え尽きましたヨほんと。
ローング・ローング・ア・ゴーゥ……
むかぁしむかしのことじゃった。あるところにシナリオ作りに悩む若ジジィが……
……というほど昔じゃないつもりだったんだけど、考えてみりゃ CoC の基本モデルって二昔前からほとんど変わってないんでまあ、それなりに昔からやってる手法です。なにしろ 5.1e が出た当時に組んだメソッドだし。*2噂では 7e は随分とダイナミックな変更が行われてるらしいけど。*3まったく変わっていないわけではない。たとえば技能値の変化はゲームプレイ上で小さな変化を繰り返しもたらす。
今回は「サスペンスホラー」調――と自分が勝手に分類している――シナリオの枠組みについてと、それを実際に CoC で遊ぶに際して考えるアレコレについて『TRPGシナリオ作成大全 vol.6』に寄稿させてもらいました。それを自分がどのように扱うのか、ルールシステムに対してどう考えているのかまで含めた、えらく長ったらしい話です。
ただしアイディア出しの部分は除いてます。多分 CoC のシナリオ作りたい人なら、その辺は最初から持ってるだろうという甘い展望で(笑)
頭ン中にはチャートとかノード図とかがあって、半ばフレームワーク化されてるコトなんですが、既にえらい文量になっていることとか、そもそも当初の〆切ちょびっとオーバーしちゃってることとか、うまくテクストとしてアウトプット出来なかったとか色々あって、その辺は断念しました。*4ライセンス CC-BY2.1 なんで、機会があれば単著で出してみたい気も。*5他の企画もあるんで、反響次第だけどね。
『TRPGシナリオ作成大全 vol.6』は冬コミの「氷川TRPG研究室」さんのブースで頒布されます。そのはずです。
- C89「氷川TRPG研究室」 12月30日(水) 西館 あ-07a
……「あ」って外周(壁)じゃなかったっけ!?