今回のネタは「MMORPGライクな世界に転送されちゃった現代日本人」だったので、そのまんま体感ネタとしてやりました。
いやLARPやったわけじゃなくて、単に『モンスター・ホラーショウ』*1『モンスター・ホラーショウ―悪夢と迷宮へようこそ』 (現代教養文庫―ロールプレイング・ゲーム) の「所持品がそのまま装備アイテムになる」に「HPとか能力値なんて比較対象もナシに程度が分かるわけ無いじゃん」というオヤクソクを組み合わせて、「ゲームシステムが徐々に開示されていくゲーム」を遊んだだけなんだけどね。
キャラクターシートも経歴を書いてもらって、遊びながらステータスを書き出していくという、ちょっとだけ『ヒーローウォーズ―英雄戦争』*2『ヒーローウォーズ―英雄戦争』 (TRPG series) っぽい運用。
キャラシーがA4のPPC無地なあたりは『VIOLENCE』*3『VIOLENCE – The Roleplaying Game of Egregious and Repulsive Bloodshed』で(笑)
セッション中に開示されたデータは、持ち込んだモバイルプリンタで出力してポイー。スキルはラベルシートと名刺カードに出力。ラベルの方はノートに貼って、カードの方はプレイ時に場にセットして宣言する形。
参加人数は8人でスタート。ちょっと多めだったんでテーマをサバイバルにセット。最初に4人ばかり衛生ペナルティで死んでからは、狩猟系/生産系の分業サイクルをグルグル回す遊びに。もちっと少なかったらダンジョンハックとかでもいけたと思うんだけど、まあこのへんは臨機応変で。後に別のゲームが終わった3人が加わって11人に。流石にキツかったので一部簡略化して村の防衛戦やってオワリ(笑)
コンセプトは「セッション中に最適解を模索する」ってトコ。なのでまあ遊びのスタイルはT1型の運用。
まー、スキルはインスタントというか半分ランダムなんで、バランス悪かったり死にスキルもボロボロ出たりするんだけどね。そういうのに一喜一憂しながらアレコレ考える遊びだったりもする。くじびきゲーム的な部分がナキニシモアラズ。
もともとが内輪の試プレ会って、自作のよーわからんゲームとかゲームになってないものとかを持ち寄ってあーだこーだ言い合う場なのでコレで良いのです。多分。
……なんか継続のオーダーがあったんで、来月も多分コレやります。ゲーム風世界のデイリーライフって意外と人気あるのか。スキルのせいにして無双っぽいことできるからかな?(笑) まあ僕としてもまだ開示してないルールもデータも沢山有るし、文理対訳がどこまで成立するのか、ちょっとやってみたいのでアリガタイ。
それにしてもなんというか。マスタリングにデジタル端末必須なゲームばっか作っていて「本当にアナログゲームといえるのだろーか?」と首を傾げないわけでもない。ちゃんと形にして他の人にもGMできるようにする際には、ちゃんとスリム化したりアナログツールに落としこんだりすべきなんだろうね。ソコまではやらんけど。めんどい。