リアルタイムで観はぐったのは、ちょっと悔しい(笑)
LUPIN the Third -峰不二子という女- 第6話
前話に続いて旧ルパンシリーズを思い出すような展開。
ルパンって「どんでん返し返し」というか、一度は危機的状況に陥るんだけど、それでもどっかに大逆転のカードが隠されてるような、それがどこでオープンされるのかってのを「いつ来る? これか!? 違う? まだなのか?」とドキドキしながら楽しんでたところがあって。
もはや王道とも言えるひとつのパターンなんだけど、それが今回は峰不二子にフォーカス当てられてる分だけ旧シリーズの安心感、ルパン無双っぽさが薄れていて、「いつ来る? いつ来る?」に「本当に来るのか? 今回負けるんじゃね?」という不安が混ざって、よりドキドキ感が増してる感じ。
それにしてもあの、不二子の過去だか夢だか分からない謎の表現がちょっと面白い。
オープニングとの繋がりとか考えると、あれが今シリーズの伏流水というか暗渠というか、そういうモンなんでしょうか。
心象表現の演出カットというと『氷菓』でも使われてたけど、あれはやっぱり劇団イヌカレーの影響なんじゃろか?
そしてあの「盗まれてしまった大切なもの」のパロディ。
色々と大丈夫なのかソレ(笑)
正直、ホモとかレズとかいった話題については興味が無いというか、単に個人レベルの「執着(恋/愛)のカタチ」だろうとしか考えてないんで、雰囲気の特殊さみたいなモンとか、マイノリティ故の過激化みたいなモンは分かるんだけど、それ以上でも以下でもないというか……ぶっちゃけ「そんなに騒ぐことなん?」という感じなんですよね。
それより自分は「なんでサブマシンガン撃てるんだ女子校生」とか「カツラの髪切っちゃうとは勿体無い」とか、そーゆー方に気がいってました。
特に後者。
時代的に、カツラって人工毛なんですかねアレは。
人工毛だとバレちゃいそうだけど、なんか上手い手入れの方法とかあったのかな?
あるいは天然毛だとしても、たぶんツヤが失われるのは早そうだから、そうすると今回の作戦のために用意したのか? とか。だって良家の淑女たちの学校って感じなわけで、そんなところでツヤもハリもないバッサバッサの髪の子とかは、色々キツかろうもん。これはハウス名作劇場ではなくってよ?
もしかして本人の髪を切ったんじゃなかろーなオスカー?(だったら許されざるよ?)
……とか、なんかそんなコト考えたりしてました(笑)
そういや旧シリーズでもルパンは変装の名人だったけど、髪の毛はどうしてたんじゃろ?