ジャズは変にコピーしようとすると、却って難しいよにゃあ(笑)
坂道のアポロン 第2話「サマータイム」
何度観てもオープニングを飛ばそうって気にならないんだよね、これ。
それはそれとして、第2話。
ボン(西見薫)が鬱屈から解放されていくプロセスは、ナンボ観ても気持ちいい。
昨晩ちょろっと書いた『銀の匙 Silver Spoon』のソレもそうなんだけど。
馬鹿な同級生の暴力に対して、男の子の見栄で立ち向かっちゃう。モヤシだけど(笑)
暴れて、「楽しくなってきて」、そんで「おいの友だち」なんよね。わはは。
千(川淵千太郎)の暴れっぷりも「鬱積した何かを晴らすための代償行為」みたいなジメジメしたものでなし、カラッと気持ちいい空気がある。
それと美術の色合いがね、とてもいい。
気持ちいいよねぇ、セッション。
それ味わっちゃうと、なかなか離れられんようになる(笑)
日曜のミサに参列する。
特別にロザリオを胸に下げることを許された。
怯えるチンピラ。
そんな少年とのケンカをためらわない(ケンカ慣れしていない)同級生。
このアンバランスは何だ?
……といった話は後に回して、とにかく一瞬で落ちてしまうもの。
落ちちゃうんよね(笑)
どんれだけ紋切型の演出でも。
だからこそか。
今回は「飛び込む」がテーマ……で、いいんよなコレ。
ボンがいろいろ飛び込みます(笑)
あーもう! 1カットずつ語りたい。
ひとつひとつがキッチリ納得のいく画面で、音で、こう並べられるとコレ以外にちょっと考えにくくなる。
いい仕事しよんなァ。
つり球 第2話
方言めちゃくちゃ(笑)
あの水鉄砲は何なのか(笑)
宇宙人はマジなのか(笑)
あの踊りは……江ノ島踊りっていうのか(笑)
スズキって言えよ!(笑)
いやまあ自分は「スポーツフィッシング」というより「釣り」が好きなので、シーバスとかよく分からんのですがね。
スズキやん。
釣り。
あーね、もーね、どっちの気持ちも分かるんだけど。
『坂道のアポロン』のカラッとした空気とはまたちょっと違って、こちらは少し苦味のある流れ。
短気じゃ釣りはできないのでござる。
――ユキは【ユニノット】を覚えた。
これと『坂道のアポロン』が並んだのって、結構キツいと思うんよね。
どっちも海のある景色で、どっちも転校生。
そして鬱屈したものを持っている。
どうしたって比べられちゃう。
でも、それで浮かび上がってくるものもあると思うんよ。
そう考えると、ちょっと分かりにくいかも知らんけど、毎週並べて一緒に観ることには意味も価値もあって、何よりソレが面白くなる……んじゃないかなーと思えたりする。
まあね、コジツケかもしれないけどさ。
そして4人は集い、物語は動き出す。
……江ノ島、大丈夫か?(笑)
最初っから最後までもう、どんだけネタ仕込んでくるのかっちゅー(笑)