『クトゥルフ神話TRPG』のリプレイ動画のお話。
先日ちょろっと書いたけど、ルールブック欲しい方はエンターブレインのオンラインショップ行ったほうが良さそうです。
あるいは普通に街の本屋さんで注文するか。(でも版元在庫あるかは分からんのですよねー)
Amazon とかのプレミア商品はほんと最終手段って感じで。
ま、それはともかく今回は Part.7~9 までを観ての徒然書き。
前回分は、こちらから。
ページの内容
ゆっくり妖夢とほんとうはこわいクトゥルフ神話
別に現行分全部観たからって、全部感想書かにゃーイカンわけでもなかろうけども。
ま、なんとなく。
Part.7
【ニコニコ動画】【ゆっくり実況】ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話Part7
さー、しょっぱなのガオーで気を削がれたと思ったら、いきなりの緊迫した展開。
そしてこの緊迫したシーンで、あの底抜けに気の抜けるゆっくりボイスが(笑)
完全に「再現VTR」になっちゃってるので、プレイヤーの布石とかがサッパリ語られなくなってくるんよね。
この辺からもう完全に、TRPG の「リプレイ」としては読物寄りの代物になってきていて。
実際のゲームにおけるマスタリングを考えると、たとえば「後出しを肯定するか?」みたいな指針があって。携帯電話のくだりとか、まあプレイヤー竜崎がめっさ有能ってプレゼンは終わってるし、前回(Part.6)の終わりのセリフからするとまあ、「こんなこともあろうかと」って手を打っていておかしくないんだけど。
この辺をどうやって表現するかなんですよねー。
入門者さんが、これ観ただけでゲーム始めようとした時、この手の機転がちゃんと利くかどうか。まあ「利かぬなら 殺してしまえ 探索者」がクトゥルフの伝統芸と言えなくもないんだけど、初体験がソレってのもねー。
……と、コレだけで『クトゥルフ神話TRPG』を始めたいと仰る友人と、どーやって遊ぶか頭を悩ませることになりました。
<二丁拳銃>クレとか言われそーだしなー。
ああ、内容はさすがにコンテンツとしてチューンされてますんで、面白いです。
テンション上がるんで、そういう意味では観ておいて損はないかと。
Part.8
【ニコニコ動画】【ゆっくり実況】ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話Part8
格ゲーか!(笑)
……というV.S.演出から始まる Part.8 なわけだけど。
前回の最後に開示されたデータ見たら、普通は諦める。
<二丁拳銃>とか耐え切れんて(笑)
でもまあ、だからこそ盛り上がるんよね、これ。
サイコロ転がす面白さがある。
この回、TRPG らしい判定の面白さが活きてて好き。
ゴローちゃんの回想演出なんかは、まあ「これくらい出来るわい」って人もいれば「いやいや無理だろう」って人もいるからなァ。
判断に苦しむけど、まあロールプレイ派の人ならやってのけるか。
セッションログ盛りまくってるのか。それともわりかし生のままなのか。うーん。
そして最後の引きがズルイ。
これパーティ分割をキッチリやってなきゃ出来ない演出だよなァ。
まあ茶番劇にしてもいいんだろうけど……そうだとしたら、実際のプレイ風景なんかもう、想像するだに寒々しくなっちゃうので(苦笑)
最近は「プレイヤー全員で全貌把握しとけ」ってのが主流みたいなんで、もしかすると珍しい演出になってるのかもしらんね。パーティ分割で情報きっちり管理するのは、メタ視点が持ちにくくなるんで「真空時間」を作りかねない、結構危険なテクニックではあるんだけど、上手く使うとこんな事が出来ます……って好例かもしんない。
Part.9
【ニコニコ動画】【ゆっくり実況】ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話Part9
幼女がこ~わ~い~♪(笑)
シャーリーが。
シャーリーが。が。がががががががががががががが。
いやまあ単に「シャーリー懐かしいなァ」と思っただけなんだけど(笑)
緊迫感が上がりまくって何かもうエライことになっちゃった回ですな。
ぶっちゃけこの展開、「この後どないすねん」って感じなんだけど……まあそれは続きをご覧あれ。
『クトゥルフ神話TRPG』の絶望っぷりは、この辺から本格化してくる感じ。
でも普通のゲーム的には、たぶん臨界点(笑)