なんか「戯言」閉じてからこっち、実際は日記を閉じて戯言続けてんじゃねーかって気にもなりますが。
まーたまには TRPG 関連じゃない話でも書こうかな……と思ったわけ。
で、思ったんだけど、やっぱ TRPG 関連なのね。結局(笑)
ということで今回は「テープ起こし」のお話。
学生時代に録音したテープを、今頃になって起こすってのも珍しいだろうけど(笑)
ページの内容
セッションログはテープに保存
TRPG のセッションをね、全部テープに残してた時代があったの。
まあほら、ウチは昔、テキスト系の同人誌を作ったりしてたから。
んでまあウチには現在、100セッションを超えるセッションログが、カセットテープの状態で残っているわけです。
もう 10年以上前のとかも平気で有って、そんなもん既にワカメだと思うんだけど。
それがわりとまだ生きてたりした。
で、リプレイ書きてーなーと思っちゃったわけ(笑)
昔はほら、仕事でしょっちゅうインタビューとかやってたから、普通にテレコ*1[テレコ] = 「テープレコーダー」の略。に録音して、徹夜で文字起こしとかやってたんだけど。
ああいうのは業務用のフットペダル・コントローラ付きのやつとか使うとダメだね。
もう手でやるの億劫になっちゃう。
まあアレよ。今更、カセットプレイヤーをカッチャカッチャカッチャカッチャやる気にもなんない。
でもテープ起こしはやりたい。
リプレイはインタビューとは違って、再現精度の要求レベルは低いから、まあそんなに手間でもないんだけど。
そこで便利なツールを探してて、「この辺かなー」と目星を付けてるのが、
- サンコー カセットテープをMP3に変換するプレーヤー USSW175A (Amazon.co.jp)
- Okoshiyasu2 (Mojoのホームページ)
カセットテープを MP3 に
とりあえず PC 一台あれば作業ができるように、カセットテープの音源データを MP3 に変換してファイルに保存しちゃえと。
んでまあ、コレは買ったんですよ。
レビューにもあるとおり、値段相応って感じではあるんですが。
まあでも目的は「音楽鑑賞」ではなく「テープ起こし」なんで、ぶっちゃけデジタルデータに変換できりゃあ十分なんですな。
無音部分のノイズはちょっと気になるけど、そんなんアナログでも気になる時は気になるんで。
今はやり(?)の「自炊」*2[自炊] = しかし「紙の本をデジタルデータに変換する」コトが何で「自炊」なのかね? 特に面白いヒネリがあるってわけでもないし。あの呼び方はどーも、紛らわしくて好きじゃない。とかと同じっすわ。
デジタルデータにしたらカセットテープは要らなくなる。
これが一番大きい。
非破壊なんで*3[非破壊なんで] = まあ劣化はするかもしらんが、紙の本をバッサリ裁断機で~ってより抵抗がないし。
……もっとも、カセットテープにゃ紙の本に比べて思い入れもないんで、吸い出したら元のカセット処分しちゃったんだけど(笑)
そんなんこんなんで、とにかく値段分の価値はあったんじゃねーかなーと思います。
「Okoshiyasu2」
んで、アナログ音源をデジタルに変換したらばコイツの出番です。
「Okoshiyasu2」
フリーウェアだけど、こいつが実に便利……らしい。
まだ使ったこと無いんだけど、なんかまあレビューを見たら「こいつで行けンじゃね?」ってね。
あ、えーと。レビューは――
――こんな感じ。
実際使ってみなけりゃ分かんないけどね。
まあでも見た感じ、ホットキーと3秒バックがあれば相当ラクできそうだなーと。
後はまあ、「使い慣れる」必要も当然あるわけだし。
我流:テープ起こしのコツ
んで。
まあアレよ。そういう作業をしょっちゅうやってた人なら「アタリマエやん」って言われるかもしらん話なんだけども、自分のテクニックの再確認&イマシメとして。
リプレイの場合、記録の確かさが求められる議事録なんかとは違って「読物」なわけです。
ぶっちゃけ議事録のレギュレーションで文字起こして「リプレイです」って言っても面白くない。
要所を捉える必要がある。
どうやって要所を捉えるのか?
……その辺のコツは自分で掴んでいくしか無いんだけど、まあでも「自分が参加したセッション」なら随分とやりやすい。
自分の記憶とマッチングして「笑いが起こった場所」と「印象に残った場所」を重点的にピックアップすればいい。
それ以外のシーンについては、ぶっちゃけテキトーで良い。
むしろテキトーが良い。
紙面の都合があればダイジェストで「こんなことがありました」でもいい。
そっちの方が、読み手がノーミソ使わなくて済むんでラクだし。
まあその「リプレイ起こしを GM がやった方がいい」ってのはこの辺で、「全体を常に見てる」人でないと、このやり方では簡単に取りこぼす。
昔、GM とプレイヤーが別々にリプレイ書いたら内容がぜんぜん違ってた……なんてことがあって面白かったんだけど、そういうことはあるのね。*4[別々にリプレイ書いた] = ちなみにプレイヤー側の起こしたリプレイは、「起こした人の PC の活躍」と「アホな雑談」が多かったです(笑)
また、セリフ回しについても、これは「ナマの言葉」そのままである必要なんか無いわけ。
むしろ「キャラらしさ」の方が大事で、そうしてキャラ毎のイメージにセリフ回しを合わせていくことが大事。
そうした方が読みやすくなんのよ。
パッと見で「ああコイツのセリフか」って分かるから。
そういう条件を拾った上で、実際の方法としては――
- ざっくり流しながら状況を把握して、発話者と内容を書き留める。
- 短期記憶と入力速度がおっつかなくなる前にテープ停止。
- そこまで書き終わったらもう一度流してニュアンスを確認しながら次のスタンバイ。
――こんな感じ。
なんでまあ僕の場合、「3秒戻し」の機能は 30秒から 1分くらい戻したいかも知んない。
その辺は設定できるみたいなんで、使いながら調節するような感じやね。
インタビューの時なんかは環境やら要求やら手順やら違うんで、またちょっと別の方法が必要になったりするんだけど、それはメンドクサイからパス(笑)