日記ブログの方で『四行作文のススメ』というエントリを書きました。
シナリオライティングのワークショップでやったり、もっと身近で子供に教えたりしてる方法ですが、けっこう好評です。
興味のある方はお試しあれ。
で、まあそいつの TRPG 応用編みたいな話をちょろっと。
ページの内容
四行作文を TRPG に応用するの巻
まあ応用と言っても大したコトをするわけではないです。
技能習得のためのトレーニングなので、すぐに TRPG に役立つわけでもない。
僕は短期目標についてはセッカチですが、長期目標になるとトコトン気長になるクセがありますので、気短な人にはオススメしません。
今、さっさと本題に入れ、と思った人にもオススメしません(笑)
セッションをまとめる
セッションが終わったら、その日のセッション内容を四行作文にする。
ただそれだけです。
1回や 2回では大した効果は期待できませんが、4~5回も書くと変わってきます。
10回も書くとかなり変わります。
セッション参加者みんなで書いて、見せ合えるとかなり面白いですよ。
ゲームマスターのシナリオ準備に使う
四行作文、おおまかな話の流れを把握するのに便利です。
セッション内のイレギュラーで、ストーリー展開にズレが生じても、こうしてまとめた最終防衛ラインさえ外れなければ、シナリオはちゃんと最後まで機能します。
繰り返し、さまざまなシナリオについてアプローチしていると、脳内にデータベースが構築されます。
最終的にはイレギュラーにも平然としていられるだけの引き出しが用意できるでしょう。
いくつかのシナリオの各幕を適当にスワッピングして、新しいシナリオをでっち上げるのも面白いです(笑)
時間配分のめどにする
これは映画の話ですが、三幕構成は大体 1 : 2 : 1 の時間構成にするのがイイようです。
「始まり」と「終わり」の分量が、「中」の分量より多くなっていたら注意が必要です。
僕は構成要素としての天地人(時間、空間、人間)を除いた語数を数えてみたりします。
ああ、語数です。字数じゃないですよ(笑)
シナリオのたたき台にする
四行作文をベースに膨らませることで、同じ出発点からさまざまなバリエーションのシナリオを生み出すことが出来ます。
ぶっちゃけて言えば同じ四行作文をベースに何本もシナリオが作れるってコトです(笑)
かの菊地秀行先生も、「いいアイディアは使いまわす」とおっしゃってます。
大丈夫!(何)
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