熟睡したくても必ず悪夢で目が覚めるんですが。
嫌な記憶のリフレインを、1分くらいかけて封殺してから体を起こすと、眠りについてから最長でも 2時間くらいなわけですよ。
それについて「無駄な時間が減らせていい」と思うようになったのは、人として間違ってますかやっぱり?(笑)
悪夢の内容
まあ悪夢といっても大したものじゃないんですが。
一つは以前から何度も書いてる「目の前で友達がトラックにはねられて飛び散る」画面。それから「サブマシンガンとヘビーピストルに撃たれまくって倒れられずに立ったまま“ふしぎなおどり”を踊る兵士」とか、「ジャングルの中、地雷で吹っ飛ばされる子供」とか、まあ由来がなんとなく分かるものが続くんですが。
一つだけ全く分からない、ホラー系の悪夢がありまして。
大きなガラス戸のある部屋(リビングかな?)にいると思ってください。
そこでペットの犬を膝に乗せたまま本を読んでるわけですよ。
のんびり本を読んでいると、玄関のチャイムが鳴る。
でもまあどーせ新聞の勧誘とか某宗教のアレとかだろうと思って無視するんですね。
チャイムは二度鳴って、静かになる。
また呑気に本を読み続けるわけです。
犬がジャレてくるんで、ちょっと構ってやったりして、ゆったりした時間が続きます。
で、ふと、なんでか犬がどっかに鼻っ面をぶつけるかなんかするんですね。
なんでか分からんのですが、ぶつける画面は見た気がする。
それも自分が悪いような、なんかの拍子にぶつけちゃったとか、そんな感じなんです。
で、ゴメンネーと謝りつつ撫でてやるんだけど、なぜか犬は丸くなって動こうとしない。
しばらく撫でてやるんだけど、そのままなんでまた本に目を戻すと、
貴方を見つめる大きな瞳。
で、ふと何かを感じて顔を上げると。
ガラス戸一面に収まりきらない女の顔。
無表情で、じっとこちらを見つめてる。
思わず大声を上げてジタバタと退くんだけど、それは変わらず見つめてる。
という夢を見まして。
理由は分からないんだけど、それが物凄く恐いわけですよ。
心臓バクバクいって目を覚ましてから、色んなことに意識を散らして忘れようとするんだけど忘れられないんですね。
忘れようと思えば思うほど、たくさんの情報が書き込まれていくのが分かるんです。
で、もうしょうがないから開き直って、情報を全部吐き出してしまえとブログに書くんですね。
書きながらも心臓バクバク言わせてもう、その頃には本気で恐くなっている。
貴方を見つめる大きな瞳。
という文言を、なかなか書くことができないでいる。
あちこちの“何かが写るもの”が気になって、ついキョロキョロ見回したり。
それでもどうにか書いてしまうと、あとは気分が楽になって、スラスラ話を書いちゃったわけですが。
で、あーすっきりした、と思っていると。
これを読んだ人の近くのガラス面に、次々に巨大な女の顔が現れてひどいことになる。
モニタの電源が落ちるとそこに、あの無表情な女の顔が写ってるとか。
……というところで目が覚めるわけです。