一昨日、昨日と麻雀三昧。
結論からいえば永遠のナンバー2は健在で、勝ちにいってるのに勝てない。調節してるわけじゃないって!
今日は友人とダラダラ歩き→夕方に入京。
京都では何をするのか……
たぶんダベリ倒し(笑)
会えば必ず翌日には喉を痛めている邂逅。
これはこれで楽しみだったり。
夕方、玄関の戸をガラガラと開ければ、中からジャラジャラと音がする。
「いらっしゃ――あ、それロン」
義母の親ッ跳ねに振り込んでしまった義弟は、渋面で席を立った。
「義兄さんが来たんで緊張感が緩んだんだ。変わってくれ」
そうして僕は到着早々、ロクに腰を伸ばす暇もなく青いマットを前にした。
全自動雀卓である。
しかも点数自動計算機能のついた最新型だ。
どんだけ麻雀好きなんだ、この家も。
(僕の実家も麻雀好きで、雀荘の雇われママだった祖母を筆頭に、毎月四回平均で打ってるような人たちが揃っている)
ただまあ全自動だったのは正直、ものすごく安心もしたけど。
手積みは疲れるのだ。
積み込みやってないか神経張り詰めてなきゃイカンから。
残点を見れば万点棒がない。五千点が一本と、シバ棒だけ。
……押し付けやがったな。
どーもこの義弟とはソリが合わんと思いながらも参戦。
自他共に認める「永遠のナンバー2」は、今回も 2位まで順位を戻して終了。
勝ちもせず負けもせず。2抜けのルールに準じてさっさと退席。滞在中は毎度厄介になる部屋で、ようやく腰を伸ばしてゴロンと寝転んだ。
すぐに夕食。
総勢14人が一室に揃って、というのは物理的に無理があるので、居間と客間に分かれての食事となる。カミさんと仲の良いお義母さん、従弟(僕よか年上だけど)一家、そして僕の家族が客間で食事を取る。
食事中、従弟氏の浮気疑惑が浮上する。
もちろんそれは冗談で、筋違いに僕が「ごめんなさい」とか謝れば、笑いに変わる定型文。しかし、それにしては従弟くんの顔が微妙にひきつっていたように見えたのは気のせいか?
ま、そうならそうで、早いうちに悔い改めて謝るのがいい。
どうせ男は秘密を守りきれやしない。
食事が終わればまた麻雀。
さっき打たなかった人たちと卓を囲む。
確かにまあ、麻雀打ちながらの会話ってやつは、いろいろと具合がいい。話だけをしていると、話題の取捨選択とか切り替えとか、タイミングを図るのが大変になることがある。が、麻雀を打ちながらだと麻雀の内容で話をアッサリ中断したり、切り替えたりすることが出来る。
そういう意味では、実は雀卓を囲むのはコミュニケーションのためであって、勝負は残り半分の、そのまた半分くらいで打っている。……という理論武装の下に、諸々の雑事を横においやっている。
誰もお盆まで働きたくはない。
夜の部は、24時終了。
その後は部屋に戻って話をして、だらだらしながらノートPC立ち上げて、ネットつなぎつつ『私家版ルナル』のチェックを受けたりして、そのまま寝オチ。
変な体勢で寝ていたせいで、翌朝腰痛が再発。
へっぴり腰のダメなオッサンが完成していた。