ストレス。
まあ良いイメージは無いでしょう。基本的にイヤなものです。
でありながら、ストレスは創作に不可欠だと思っています。
原動力として。
ストレスって、基本的に何かを抑圧されることで生まれるでしょう?
で、ストレスの爆発って、それに対する反発じゃないですか。
「ざけんじゃねー!」と抑圧者に対して反撃を、意思表示をする。
ところで創作ってのも、突き詰めれば「意思表示」の手段です。
だったらストレスを動力源に、創作活動したっていいわけで。
(風刺的芸術は、そうした要素を色濃く残してます)
そもそも、ストレスってやつは長い時間をかけて蓄積するモンです。
そして放っておいても圧縮され、熟成します。
蓄積されたストレスは、いつしか高純度、高密度のエネルギー体になってたりします。
で、そのエネルギーの運用、意思表示の方法が分からなくて暴走。
(このとき、多くの人間が反社会的行為に走るのは、それだけ社会に抑圧されてることの証左たりうるかな……とか穿ったことも考えられるが、今は関係ないので横に置く)
もったいない。
そのエネルギー、創作にぶつけたら面白いのに。
文でもイラストでもマンガでも陶芸でも彫刻でも、その他イロイロと物を作ることは、そのまま意思表示をすることにつながるわけで。
言いたいことがあったら言えばいい。
直接言えないなら間接的にでも。
それもダメなら「王様の耳はロバの耳」と、町外れのツボにでも叫んだらいい。
この「町外れのツボに叫ぶ」のが、要は創作活動だと思います。
そうやって考えると、なんだかものすごく間抜けっぽいですが(笑)