Ask.fm に頂いてた質問ですが。
軽い検索避けというか、しょーもないポリシーのために一部表記(要は “(T)RPG” の部分)を修正させてもらいました。
とまあアホな話はさておいて。
A. “将来的には”有り得ると思います。
んー。
これ、現状では市場体力やら何やら足らんものが多すぎて難しそうなんですが、あれやこれやと整備していければ“将来的には”十分有り得ると思うんですね。
たとえば現状でも既に「ゲームカフェ」みたいなモンはあるわけで。これだって「(T)RPGで食べていく方法」のひとつではあるでしょう。
またそのゲームカフェも「場をウる」サービスのイメージが強いわけですが、そこに付加価値として「従業員がゲームのお相手を務める」サービスなんてのが有り得て、これなんかもうあと一、二歩でプロGM業へと進められる*1たとえば店舗がGMと契約する等もんでしょう。(まあ現状ではまだ「食べていく」ってレベルの収益にはならないと思いますが)
それから、内輪でやってる「キャンペーンごとに専用ルールを作って有償で遊ぶ」というモデルも、ある閾値を超えることができれば「食べていく方法」になるかもしれません。(自分自身がそうする予定はありませんが)
プロGM業については、個々人の価値を高めてディープなコミュニティを形成する必要があると思います。かの「公認GM」の制度ではそのへんの付加価値をうまく付けられなかったんじゃないかなーとか。
もちろん僕が無知なだけかもしれませんが。
んでそこを薄めて薄利多売に向かうと、たとえば出版だったりPBWだったりになります。
こうした「体験をウる」ことについては、武道やプロスポーツの歴史が参考になると思います。デジタルゲームの中でも eSports なんて言ったりしますしね。
いろいろ難しい話だけどねー
趣味や道楽を金に変える話ってとまあ、どうしたって批判されやすいモンなんですが、経済力というのは文化を守るうえで重要な要素でありまして。
なんでまあ、こうしたことを考えておくのも悪くない……というか必要なんじゃないかな? と思ったモンで回答してみました。
『化石的GM読本2』でゲームの周辺環境をさらっておいたのは、この種の思考の叩き台にするためだったりもするんですが、なかなかソッチの話題には向かいにくいですよね……とステマしてみたり(笑)
References
↩1 | たとえば店舗がGMと契約する等 |
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