5分で書くシリーズ。
一日5分で区切ってると、話の連続性が怪しくなるのは、いいのか悪いのか。
TRPG のゲームシステムは、それを運用することによって「リアリティ」、つまり「現実らしさ」が表現されて欲しい……というのが、運用者として僕がゲームシステムに望むことなんですが。
実際には、これはかなり難しい注文だったりします。
特に一般判定という、汎用性の高いルールというのは、汎用性の高さを維持するために、極度に抽象化されていることが非常に多いんですね。抽象化されるほど、それによって表現されるものは単なる数式となってしまいますから、それだけを見て「現実らしさを表現しろ」と注文するのは、かなり難しい。
で、結局はレフリーなりプレイヤーなり、実際にプレーしている人たちが、その場その場で数式を意味解釈して、どういうことがあったのか? という「現実らしさを貼り付ける/編集する」わけです。
これが前エントリで書いた、「文学者の娯楽メディア」が扱うテクスチャの概念になります。
……と言って通じたら楽なんだけど、もうちょい噛み砕いた方が良さそう。
さてどうやって書こうか。