『ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー』、買いました。
読みました。
面白かったです。
……いやウソウソ。もーちょっと書く。
まあまだちゃんとレビューできるほど読めてはいないんだけど。
ページの内容
リプレイパート「オバケカジノでどっきり!」
えーと、爆笑しました。
メチャクチャ面白いです、これ。
何がってプレイヤー半分が小学生とか。スゴイな(笑)
僕の場合、思い出し笑いもあるんだけども。
子供とのセッション
うん……実際、小学生相手にセッションやるとこんな感じです。
最初に関心を持ってもらうのは大変です。
そんかし一回ハマれば、後は坂道を転げ落ちるかの如しだけど。*1[一回ハマれば~] = そうなればそうなったで、今度は「次はいつー」と毎日言われることになる。嬉しいんだけどね。
そして子供は侮れません。
あの「うん、知ってる」は僕もやられた経験がある。
意外とイラッと来るんだ(笑)
そして子供にはブレーキがありません(笑)
「背伸び」そして「白衣マン」(爆笑)
仕込み
携帯電話の仕込みとか、やるよね(笑)
臨場感ってか、なんだろうなァ……
ゲームとリアルをブリッジさせると、一気にノリが良くなるってか。
退屈しそうなところで仕込んでおいて、ゲームに揺り戻しやすくするってか。
まあ、手間のかかるコトなんで、何度も出来るわけじゃないんだけども。
つっこみ
p.155 の、のの子ちゃんのセリフ「コマタの」って、最初「誰やねん」と。
「コマ太の」ですねコレ(笑)
同じミスは p.165 にも。学習機能め!*2[学習機能め!] = たぶん IM (Input Method) の学習機能のせいなんだろうなぁ、と。
ルールパート「冒険の書」
「冒険の書」ってタイトルがいいですね。何かを彷彿とさせます(笑)
こっちに関しては、おおむね『Dragonoid Factory: ピーカーブー、これ、いい!』と同じ感想です。まだジックリは読んでないんで、さほど検証はしてないんですけど。
付記的に。
この「キャラクターシートにスキルパスが同梱してる」っていうのはスゴイですね。
僕はスキルパスのルール自体がものすごく好きで、自分トコで作ってるシステムでも使ってみたりはしてたんですが、スキルパスには読みづらいとか場所をとるという致命的な欠陥があります。で、そいつをばっさりとマス目で切って、「理不尽になるところには“ゲームマスターのつっこみ”で対処」という大胆なアプローチにしている。
システムで制御したくなるところを、人間にコントローラを返すってのはデザイナー的にかなりの勇気がいるところで、正直「さすがやね」と思いました。(最近、ようやく河嶋氏デザインのシステムをちゃんと読むようになった)
しかもこれで、無駄なくキャラクターシートに掲載できるようになった。
アレだ。SW のキャラクターシートに、レーティング表が有るのと無いのとの差を考えるとこのスゴさは分かるんじゃないかと(笑)
内輪向け
なんつか MoR*3[MoR] = “Modified of Romance” の略。キャラクターを物語素のみで表記した自作ゲーム。当初は TRPG だったが、スパイダー・ダイアグラムというゲーム盤と、物語素カードを作ったことでボードゲームに。非公開。 と類似点が結構あったんで、たぶんアレの初期版を遊んでたメンツだったらルール部分はすんなり回せそう。変更点は、目標値の基準が 6 から 5 に下がることと、特徴まわりの運用がすげー整理されること(笑)
あとはアレだ。小学生+オバケってスタイルでちゃんと遊べるかどーかだ。
多分このゲーム、本当の小学生か、逆に二十代後半くらいからじゃないとガッツリ遊べないんじゃないかと。