ぼんやりとソロジャーナルについて考えている。
僕は昔から (T)RPG のセッションログを直接的、間接的問わずストーリーコンテンツの制作に使ってきた。
自分一人だけでは硬直しがちな思考を、セッションでマルチゲームにすることで無理やり臨機応変に動かすために、セッションという環境を利用してきたのだけど。
それをもっと直接的にしたものがソロジャーナルという遊びなわけです。
今考えているのが、武侠モノのソロジャーナル。
武侠モノって基本的に「一人の主人公の物語」という印象が強いので、複数の参加者を擁するマルチゲームにするのは難しいんですよね。
だったら最初からソロプレイ用のシステムを考えたほうが良いんじゃない? という。
過去には『扶桑武侠傳』とか遊んでたけど、あの頃はまだ自分の中で武侠モノのイメージがそれほど強くなくて、ソード&ソーサリーに東洋のテクスチャを乗せただけだったので。
外連味たっぷりの江湖の比武(バトル)をどうにか自動出力できるモデルが作れないかなーとか考えていて、ひとつちょっと思いついたこと(名に量と質を与えることで比較検証できるルール)はあるのだけど、いかんせん手計算で処理するには面倒が多すぎるんだよなあ。
そのへんだけ Excel とか使って処理できるようにした方がいいのかしら?
でもそれなら最初からデジタルツール上で物語のプロットを出力して、プレイヤーは清書するだけ、くらいの代物になりかねないし。
それはアナログゲームとしてのソロジャーナルになりうるのか?
単なる物語出力ツールでしかないんじゃないか?
みたいなところでモニョモニョしておる次第です。