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泊まり仕事の休憩中、やる夫系のAA創作モノを眺めてて、気に入ったものを二つばかり。
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***「負けました。」
-[[「負けました。」>http://rusalka777.blog.fc2.com/blog-entry-1731.html]]
オリジナルの将棋モノなんだけど、盤上の攻防の比喩表現が凝ってて面白い。キャラの個性の立て方とか、煩さを抑えて「ああ、こういう人いそうだなァ」と思わせてくれる。クールに見えて勝ち負けにこだわったり、えらく直感的な戦法の受け止め方だったり(笑)
新手やら悪手やら失着やら研究会やら、『3月のライオン』単行本に掲載されてる先崎先生の将棋コラムとか思い出して、ああいうことなんだろうなァ、とか。前にあった「[[やる夫が神武以来の天才になるようです>http://123kato.blog.fc2.com/]]」と比べたりして、時代の違いなんかを感じちゃったりね。
***自由騎士商売(？)
-[[ケンプファーズ・ゲシェフト>http://yaruok.blog.fc2.com/blog-category-147.html]]
池波正太郎『剣客商売』の「女武芸者」ベースで始まるんだけど、小兵衛役が居ない分だけ展開がスマートになってたり、舞台が違えば言葉も流儀もちょいちょい変わってくる。加えて西洋剣術の話やら自由騎士やらの話が入ったりしてきて、それがなかなか面白い。
これまで安価は原作をなぞってるようだけど、もし原作のラインから外れることがあったらどうなるのか？ なんてことも楽しみな作品。
***余談(笑)
『剣客商売』といえば、藤田まこと版での平幹二朗（田沼意次役）の芝居が恐ろしく色気たっぷりで、出る度に画面から目が切れなくなって困ります(笑)
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