[diary] 雪見茶会

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まーそー大したアレでもないんですが。

昨夜カミさんが「これだけ積もったら庭見てお茶できそうね」と言ったので……やってみました(笑)

準備に 1時間弱かかったけどね。
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*しつらえる(室礼)

『へうげもの』好きの「にわか」数寄者としては、工夫を凝らしてナンボなわけですが、雪は明日になれば溶けていくわけですから今日の内にやらねばならない。しかも夜のことなので、庭を見るといっても部屋の明かり付けてたら庭なんか暗くてよく見えない。まあよく見えないものを見て楽しむのも乙なモンですが、折角だからちょっと面白がろうと思ってライトアップしてみました。

クリスマスで使った照明がそのまま家の中に、片付けないまま放置してたので助かった。普段は外倉庫にしまってるんだけど、その外倉庫も雪に埋まって出すのが面倒なのです。掘り出すためのスコップまで外倉庫に。外は寒いのです。

ということで延長ケーブル引いて、庭の何を映えさせるかとか考えながらライト設置。こういう時に映えるはずの南天の木の枝が雪で折れちゃってたので、麻布麻縄で応急処置したりもしつつ。

で、寒さにかじかんだ手指を茶釜をくべた炉で溶かしつつ準備。簡易茶席になる和室はエアコン止めて冷やしといて、小火鉢と御抹茶で暖を取りつつ庭見つつ、みたいな席にしてみました。さすがに寒すぎると思ってコタツも用意しといたけど、使っても使わなくてもいいやとスイッチ入れて放置(笑)

ついでに茶菓子がなんか無いかと思ったら切らしてたので、欠餅を揚げ餅にしてみたり。

そしたら話を聞きつけた長女が、サプライズとばかりにカミさんと一緒に和装になってきやがったので、こっちも急いで仕舞ったばっかの和服引っ張りだして着直して。席はものっそい破格なのに、存外お行儀のいい茶席になっちゃって軽くパニックしたり。だいたいココでお茶点てたの何時ぶりよ? 修行とか怠りまくってて前に師筋に偶然お会いした時に叱られたくらいだっちゅーに(笑)

破格も破格、お児戯けのような一席だったけど面白かった。

またテキトーにちょいちょい遊ぶようにしようかしらん? ……と思うだけで、どうせやらないだろうことは想像に難くない自堕落(笑)

***【追記】

面白がって冗談めかして和装になってきたせいで、折角温めといたコタツに入れなくて「寒い!」と言い募る長女。なにやっとんねん(笑)
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