毎朝一話ずつ見ていくとしませう。
見ながらメモった内容を晒しときます。ネタバレ有りです。
ということで、22話。
Fate/Zero 第22話
とぼとぼと来る。我らがウェイバー君の帰還である。
ほんとに歩いて帰ってきたのね(笑)
なんか髪とかちょっとほつれて「ボロッ……」って描き文字でも入れたくなるような画面。
おじいさんに招かれて、屋根の上へ。
あの、家族に招かれるんだけど、正直ちょっと面倒くさくて、でも断るのも悪いような気がして……という、なんとも小市民的な逡巡。
軽く背中を押すライダー。
この『Fate/Zero』という物語の中で、このシーンは酷く優しい。
いつの間にか解けちゃってた暗示。
暗示は確か、切嗣ですらホテルマンに掛けたりしてて、わりかし簡単な(でも面倒な)魔術って感じだったけど……それも解けちゃうのか。
それとも長期間かけるのは難しいのか、別系統の魔術なのか。んー?
しかしなんだ、それにしても『Fate/Zero』の登場人物の超人っぷりからすると、なんか凡庸なイメージだなァ。
ライダーへの魔力供給とかもそうだったけど、ウェイバー君、もしかして本当に才能無い?
おじいさんのささやかな願い。
誠意を以って返すウェイバー。
ちっぽけで切ない背中。
切嗣の現状把握は、疲れを表したものか、ひどく一本調子で抑揚がない。
といって落胆しているような感じでもない。
軽く自重できる程度の余裕もある。
セイバーの報告。
最後の最後、セイバーは「忠義」にすがる。懇願するように、しかし届かない。
切嗣の無言の拒絶。目も合わせようとしない。
あの場に立たされたら、責め苛まれてるような感覚になりそうだなァ。
たぶん切嗣は、そんなことすら考えちゃいないんだろうけど(笑)
綺礼さん、楽しむの巻(笑)
もーホントにこの人は、目覚めちゃってからこっちずっと楽しそうだなチクショーメ!(笑)
それにしても、イヤな SE だ。
あとちょっと気になったのが、あの魔法陣。
サーバント召喚の時の魔法陣っぽかったけど、「聖杯」にまつわる魔法陣は皆同じなんじゃろか?
それともアインツベルンの魔法陣なんじゃろか?
知識はあるんだよな、ウェイバー君。
そして奮起するライダー。
ウェイバー、決意の令呪行使。
……これアレなのかね。屋根の上でのやりとりで、ウェイバーは退くことを決めたのかね。
おじいさんの言葉で。
だとするとまあ、あの、聖杯戦争なんてゲームを軽々と飛び越えていく、軽やかな小市民の人生訓は、彼を動かすことができたのか。
「魔術師」という人種の在り方に対して、とてもメタな目線。
下手すりゃ初めての「聖杯戦争の外側からの言葉」。
……でもねぇ。
征服王の、魂を征服するあの在り方には叶わないよね(笑)
あれこそ切嗣が忌み嫌った「英雄」の姿。
彼方にこそ栄えあり。
あんな生き様に触れたらヤバイわー惚れるわー
(この辺のシーンずっと声出さないように大笑してました)
どーでもいーけどイジイジすんなウェイバー(笑)
お前はコイスルオトメか(笑)
そして最後の決戦の地・市民会館へと全ての勢力が集結する。