午前 3時に起きました(笑)
坂道のアポロン 第5話
なんだコイツら、格好良すぎるぞ……
ということで今回は、薫のバックボーンに関するちょっとしたお話。
ちょっとした、と言いつつスゲー重要な転回なんだけどね。
いやまあソレを言ったら毎話そんな感じで、これ「一回見逃したらもう分からなくなるんじゃね?」という怖さもあったり。
アレだ、『ジョジョの奇妙な冒険』を連載で読んでるような感覚。
今回はアレですね、本当に千太郎はいい男だなァ……というのが一つ。
こいつ初期の不良属性どこいっちゃったんでしょーか?(笑)
なんつっても、彼が「何故そうなったか/そう見えたか」については既に解決済みの事案なんで、今週あたりの視聴者がその属性を忘れてたとしても全然おかしなことはないんだけども。
でも切符とらせたエピソードあたり、別に彼自身が変わったワケじゃない……ってのを端的に描いてて、上手いなァとか。
こういう「見方一つでイメージが変わる」っての、大好きッス。
そしてもう一つが、薫もやっぱいい男だなァ……という。
前回からの引きがあって、すごい無様も晒してるんだけど、そこからの転回がイイ。
なんちゅーか、ものすごく地続き陸続きな感じで、生々しい重さと軽さがあって。
千太郎の、どこか現実離れした快男児っぷりとは相対的な感じ。
二人の登場シーン比較しただけでも、その辺の差ってわりとハッキリしてると思うんだけど。
そして急に時代感が浮き彫りになる駅と列車の描写、そして「セクト」という言葉。
アレで一瞬、押井守ワールドを思い出しちゃった人がどれだけいたことか(笑)
こないだ久しぶりに『人狼』観たばっかだからかもしれない。
学生紛争ってと、世代的には自分の親か、そのちょい上あたりの話なんだよなァ。
あんまり詳しい話は聞いたこと無いんですけどね。
つり球 第5話
完全に釣りアニメになりました(笑)
そうなんだよ釣具ってもうね、ワンセット揃えようとすると高いんだよ!
最初はとりあえず一個ずつ揃えていけばいいじゃんって思うんだけど、やっぱいい竿持つと、いいリール欲しくなるんよね。
でも高くて手が出ないわけ。んでもう毎日のようにイイナー欲しいなーって冷やかしに行く。
そうすっと別のリールとか別の竿とか、あるいはルアーとかウキとか欲しくなってさ。
ウキとかもう、商品見るだけで投げた光景とか目に浮かんじゃうようになる。
もうその状態になると、サルカンとかガン玉のセットですらキラッキラしやがって。
……釣具屋ってのは子供が行ってイイ場所じゃないような気がする。
すっげー誘惑してくるから(笑)
「シイラ・インストラクター」ってのは初めて聞いたんだけど、検索してみたら昔からあるのね。
海でも釣り船にはほとんど乗ったことなかったからなァ。
(もっぱら堤防~磯で、チヌとかアイナメとかだったので)
魚の習性を利用して、本当に人間ってやつは姑息だな!(笑)
スポーツフィッシングについては色んな意見、スタンスがあるわけだけど、そういうの横に置いといて、こういうところは素直に凄いと思う。
シイラも面白そうだなァ。んーむ。
釣り話はこれくらいにして、今回はストーリー上のエピソードについてもちょっと書く。
この「大声を出したら世界が違って見えるようになる」ってのは、経験あるんでスゲー共感。
ほんとね、違うんですよ。声出せるようになると変わるの。
子供の頃に抑えこまれちゃうと、なかなか人前で声出せなくなっちゃうんだけどね。
一発ドカンと怒鳴って、それで OK 出されると、そのあとスゲー楽になる。
怒られると、もっと萎縮しちゃってもっとダメになるんだけどね。
自分は中学時分、転校先の学校でクラスメイトを大声で呼びつけてから、色々と楽になりました。
声出し。
挨拶。
超大事。
なにより大声を出すと背筋が伸びるしね。
そうすっと見える景色が変わるんよ。
『銀の匙』で、馬に乗って反り返るくらい背筋を伸ばした時に、見える景色が違うってシーンがあるけど、ああいうのは別に高さ関係なしで変わります。
いや馬に乗ってると、更に顕著になるのは確かなんだけど。
小さい子が肩車を喜ぶのに近い感覚かもなー、とか思ったりもする。