[感想] 龍が如く-見参、ブレイドストーム

 週五日をスタジオやスタジオやスタジオで送る日々ですが。
 なんかもう移動時間にも仕事してるわけですよ。
 基本、電車移動なのに。

 ゼロさんにαテストのアプリつっこんで電車の中でも動かしたり。
 尺が合わなくて電車の中でコマ出しと捨てカットの調節をしたり。
 クロッキー帖を広げて始発電車でイメージボードのラフ描いたり。
 ……俺はなにをやっとるのだ。


 で、そんな生活してるのにゲームやってんですよね。
 アホじゃないの自分、とか思うんですが。

 とりあえず『ブレイドストーム 百年戦争』と『龍が如く 見参』は終わりました。
 まだ『ペルソナ3』本編も終わってないのに。
 続編もほとんど実機マスターテストなのに。

『ブレイドストーム 百年戦争』

 このゲームは本当に評価に困るんですよねぇ。

 面白いんです。面白いんですが、面白いから文句が有る。
 下手にストーリー性をつけちゃったせいで「一介の傭兵が戦争を塗り替える」面白さっていうのがストーリーでしか演出されないんですよね。そこが勿体無い。
 『戦国無双2』や『Call of Duty』のようなスクリプト型のイベント発生を、ストーリー規模に反映させていけば、もっと戦略性がアップして面白くなると思うんですよ。やたらと面倒な重要拠点を、ゴリ押しで陥落させる意味も出てくるし。(つか単純に自分が作りたいゲームなんですが(笑))
 それはそれで作業化する可能性もあるんですが、重要戦闘以外は全て単なる作業化しちゃってるんで、今よりマシにはなるかなぁと。

 戦闘は、一つの兵科を極端に突出させると後半戦は完全に作業になります。そうなるとつまらないので、マゾゲー好みなシリアルプレイヤー(何)は、なるべく多くの兵科を均等に鍛えながら遊んでいくのが面白そう。
 とりあえず長剣が50レベル超えた頃には、最終戦まで戦象以外の全ての兵科をたった一人で撃退できてしまうのはどーかと(笑)

 まあ今回はとりあえず新しい戦闘システムを発表して、どう評価されるかを見る観測気球的なモンだろうと思いますんで、続編に期待。

『龍が如く 見参』

 『龍が如く』はどこまでいっても『龍が如く』だなぁ、という。
 ようやくミッションの作業色がちょっと減りました。まあこれは時代劇の許容力のおかげだと思いますが。現実離れしたキャラ立てをしても、現実的にそれちょっとどーよって話でも馴染むんで。

 アクション的には、刀をぶん回せるのが楽しいです。
 素手ゴロも悪くは無いんですが、これまでのシリーズのアクションはアクションパターンが少なくて戦闘がどんどん作業になっていったわけで。
 そこが今回は、使える武器の選択肢が素手、刀、小太刀、二刀、大刀と色々バリエーションがあるんで、戦いながらどうやってフィニッシュするかとか考えるわけですよ。ヒートアクションのことを考えて、気合を溜めるためにわざとヘナチョコな武器に切り替えたり。
 個人的にはアレですね、戦闘中に各装備カテゴリを切り替えられない方が面白かったんじゃないかなぁとか。そうすると、装備の編成を考える楽しさもあったんじゃないかっつー。まあソコは自分で変えない縛りで遊べば済むことなんですが。

 まったくの余談ですが「見参」ってロゴ、実は『~2』の付録である「Kamutai Magazine」の表紙3に使われてた公式攻略本のロゴと同じなんですよね。兄に言われて「おお!」と驚いたんですが、どれくらいの人が気付いたのやら(笑)