[Column] 「わかる本」から「リプレイ本」へ

 今回は「なぜ表現方法を変えたのか」について、現状との比較から、ざらっと書いてみたいと思います。
 Wikipedia の リプレイ(TRPG) に書かれていることで十分のような気もするんで、敢えて書く必要があるのかは怪しいモンですが(苦笑)
“[Column] 「わかる本」から「リプレイ本」へ” の続きを読む

[Column] 「わかる本」の六大要素

筆者より : エントリ内容には関係ないですが、今月は「低速モード」月間です。

 えー。先月から今月にかけて、富士見書房/富士見ドラゴンブックから出た『○○がよくわかる本』のうち、持ってた四冊ばかりを読み返して、ぼやぼや考えてみたわけですが。
 僕が最初に『わかる本はどこへ消えた』を書いたときに考えてた「わかる本」とは、ちょっと路線が違ったんだなぁ、と了解しました。あのとき想定していたのは『T&Tがよくわかる本』だったのです。*1[T&Tがよくわかる本] = 富士見ドラゴンブック系とは一線を画した体裁の技術書。セッションリプレイは皆無で、当時のソード&ソーサリー世界の常識(例:貨幣に対する認識)から、各種一般装備や魔法の使い道、困ったチャンの分類、98ページに渡るゲームマスター指南、要所をおさえた Q&A など、256ページの薄い文庫本に詰め込まれた情報量は多い。

 今回は総括的に、執筆者が「わかる本」に与えた機能と、それが現在どのようにプレゼンテーションされているのかについて考えてみたいと思います。
 シリーズ化した以上、決着を付けないと寝覚めが悪いんで(笑)
 長々やった割に大した話じゃないのが情けないところですが、ま、「事実の追認」より「どうすれば伝えられるのか」を知りたかったんで、答えがどんなものでも構わんといえば構わんのです。わはは。*2[どうすれば伝えられるのか] = 新しくゲームを作る人にも、今あるゲームを誰かに教えたい人にも、共通して踏まえるべき要所――ファシリテーションの叩き台になるモデル――が欲しいと考えている。
“[Column] 「わかる本」の六大要素” の続きを読む

References

References
1 [T&Tがよくわかる本] = 富士見ドラゴンブック系とは一線を画した体裁の技術書。セッションリプレイは皆無で、当時のソード&ソーサリー世界の常識(例:貨幣に対する認識)から、各種一般装備や魔法の使い道、困ったチャンの分類、98ページに渡るゲームマスター指南、要所をおさえた Q&A など、256ページの薄い文庫本に詰め込まれた情報量は多い。
2 [どうすれば伝えられるのか] = 新しくゲームを作る人にも、今あるゲームを誰かに教えたい人にも、共通して踏まえるべき要所――ファシリテーションの叩き台になるモデル――が欲しいと考えている。

[memo] 「わかる本」はどこへ行った?

 一時期、富士見ドラゴンブックで「○○がわかる本」ってシリーズがあって。
 RPG のシステムやプレイングの解説なんかをまとめた文庫で、システムをある程度まで覚えたゲームとか、逆に難しくて理解しきれてないシステムなんかを遊ぶときに、えらい重宝したモンなんですが。
 最近まったく見ないなぁ、とか思って。
 えらい便利だったんだけど、なんでじゃろね?
“[memo] 「わかる本」はどこへ行った?” の続きを読む

[memo] TRPG お笑い文化論(笑)

 タイトルに「(笑)」が付いている時点で“なんちゃって”論ですのでご容赦を。

 唐突ですが、強固なテンプレートを保有する第三世代 TRPG が関東圏を基盤にする F.E.A.R. から生まれたというのは、笑いの文化から考えるとこれは当然のことだったということに私、気づいてしまいました!
“[memo] TRPG お笑い文化論(笑)” の続きを読む

[ownWork][SW2.0] 混沌都市ゴダン

先月から今月にかけて行ったショートキャンペーンの最終話*1三部構成のシナリオで使った舞台設定&シナリオ下書き。何度か使おうと思ってたので、普段よりちょっとだけちゃんと情報化してます。(そして実際、同じシナリオを短期間に 5回もやるハメに)

ラクシアの設定はよくわかんないので、かなり勝手にやってます。

改めて見なおしても趣味丸出しです(笑)

不足していたデータは旧版からコンバートしたり自作したり。

かなり急いで作ったモンだから、設定考証がかなり甘い気がしますが。

(「である、だ」と「です、ます」が混在している部分はあとで時間が有るときに直します)

“[ownWork][SW2.0] 混沌都市ゴダン” の続きを読む

References

References
1 三部構成のシナリオ

[ownWork][SW2.0] ローカルルール : オブジェクトカード

完全に『りゅうたま』のパクリ援用なんですが(笑)

プレイヤーに「舞台設定」に目を向けてもらったり、アイディアを出す遊びを楽しんだり、判定のサンプルを集積してもらうために、『ソード・ワールド2.0』のキャンペーン用に『りゅうたま』の「オブジェクト戦闘」をローカルルールとして導入しました。

といっても戦闘だけじゃなくて、いろんな場面で使ってるんですけどね。

“[ownWork][SW2.0] ローカルルール : オブジェクトカード” の続きを読む

[Traveller] 『メガトラベラー』

 うはは。
 TRPG バトンをやりなおしてる最中、探しても見つからなかった『メガトラベラー』。
 あんときゃ正直、発狂するかと思った。

 そして今、手元に『メガトラベラー』がある。
 言っておくけど見つかったワケじゃないぞ?
 未だに見つからないんだ。

 うはははは。
 きっと小人さんの仕業に違いない。(あの野郎、今度見つけたらタダじゃおかねぇ)
 でも目の前にあるんだ、『メガトラベラー』が。

 うはは。
 衝動買いしちった。
 うはははは。

 ……実は発狂してるのかもしんない。
 とりあえずTRPGバトンを修正してこよう。