新春のナンタラカンタラですが、喪中なんで書けません。
昨年中は縁者(近親者ではないが)に不幸があったので、年賀状とか送ってないんですが、それ以前に喪中状もロクに出してなかったりでダメな感じ。仕事関係には円滑な何かのために一応、出しましたが。出した方が重んじてないっていうのも、なんだかヘンな感じです。
なにはともあれ今年も帰省中。
今年もこちらは松尾さまとかまがみさまへの御挨拶から新年を迎えます。
現代日本とは思えない粛々たる様は、ぶっちゃけ「お客さん」相手に御祈祷してた頃よりよっぽど神性が強いのではないかと思うんですが、その後の振舞い酒は間違いなく人間の業です。皆さん呑みすぎてませんか?(笑)
正直、寒さに身体が思いどおりに動かず、山登ってる最中に何度もコケました。松の内に限っては、山で転んで泥だらけになるのは「産土さんに好かれとう」のだとお義母さんに励まされましたが、なんとも情けない。
帰ってすぐに筆供養へ。カミさんは台所仕事に引き出されたので留守番。チビ助は去年ごねまくったので留守番。で、今年は娘と行くことに。のんびり参詣して境内を歩く。振舞いの酒粕鍋(鮭)を一杯。あれはいい。冷えた身体に染み渡りますな。
娘も食べてみたいというので、一口やらせたら美味いといってもう一杯。またそれ振舞ってるオッチャンがえらく気のいい人で、椀に溢れんばかりに注いでくれたのを食う。さすがに残った(多すぎるってばよ、オッチャン!)分は僕が片付けて、それじゃあ歩いて帰るべとしたら 5 分もしないうちに娘がフラフラ。酒精が残ってたようで、放っておくとその場で寝そうだったので負ぶって帰りました。疲れた。
で、帰って娘を横にさせたらすぐ麻雀。僕が筆供養に行ってる間に始めちゃってて、そりゃねーよと思いつつも参戦。ところがメンツが宜しくない。どうにも面白くない麻雀になってしまったので、調整して二抜け。
さっさと部屋に戻りました。
数人に電話。
冒頭のような理由から年賀状は送ってないので、電話で挨拶だけでも済ませておくことに。うち二名と馬鹿話。すっかり長電話して正午を過ぎてました。なんとなく僕も眠かったので、そのままうとうとと惰眠。
目がさめると夕方で、柏の間に行くと麻雀のメンツが変わっていたので参戦。駆け引きも力相撲もできる面白い麻雀に没頭していると、チビ助が興味津々に覗き込んでくる。
――よし、では今日は麻雀を教えてしんぜよう。お前も今年は六年生になる歳だし、麻雀くらいとっくに覚えていていいはずだ。なにしろ僕は小学二年で覚えたのだからにして、これはむしろ遅すぎるというものに違いない。ここで先送りにすることは父親の怠慢と言われかねないぞ。うむ、そうだそうに違いない。保護者会で議題にとりあげられてしまうかもしれない。これはマズい。ところで此処はいかほどで? ウーピン? それはマズい。息子よ、子供が麻雀なんか打ってはいけない(笑)
今度は表裏(半荘二回)を打ち終わったところで、鶴の間に夕食の用意ができたというので移動。おせち料理は大変おいしゅうございました。
まあナンですか、そんな元日だったわけです。
ところで昔の人は「一年の計は元旦にあり」と言ったそうで。
そう言われても一年の計……なんだろう?
今年は「忙しい」が口癖じゃなくなるといいなぁ。
各方面のプロジェクトが中止に追い込まれないように頑張るとか。
計じゃなくて願望ですね、こりゃ。
まあ、なんかそんな感じです。
たぶん一生「冴える」ということから縁遠い人間ですが、今後ともよろしくお願いします。
いや、これは本当に本心から。