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- otneg
- はい、ばんにゃー
- shino
- どうしたの? ごきげん?
- otneg
- いや全然。なんか言ってみたくなっただけ。まあそれはいいんだけど、富士見TRPGオンラインがリプレイ投稿とSNS切るってマジ?
- shino
- うん。リリース出てたし。
- otneg
- マジかあ。やっぱりネット上の企業サポートはサマリー配布とかに落ち着くのかな。金のかかるデジタルサポートは自助努力で。
- shino
- そもそもこれまでその辺にフォロー入れてきたことって有った?
- otneg
- うーん。まあオフだとコンベンションとか体験会とか有るんだけどね。デジタルになると、パッと思いつくのは、富士見のオンセスペースとデータ管理、ログホラの手動MMOみたいなキャンペーンリソース管理、シルバーレインのメガリスドライブ、冒企さんのアマデウスアプリ、くらいかな? あとスタートキットを出してるところとか、汎用の画像データ配布してたり、みたいなのもあるけど。あのへんはサマリーの延長線上って見たほうが良いかな。
- shino
- アマデウスが飛び抜けてる感じ?
- otneg
- そうだねえ。珍しさもあるし、いつもなら投げっぱなし部分に手を入れてきたって意味では特に。NPCのコンセンサスを取る方法としては、キャラクターイメージに元ネタをぶっちゃけたり、あとCVを設定したり、みたいなのがあったわけだけど、本当にボイス付けちゃったっていうのは。技術史としては、公式のイメージを強く前面に押し出す流れで、メガリスドライブからアマデウスのアプリへ、になるのかな? 実際にどう使われてるか、自分の遊んでる範囲でしか知らんから、難しいんだけど。
- shino
- まあそれはしょうがないでしょ。他は?
- otneg
- 個人的には、ログホラのが擬似的にMMORPGっぽさを演出してきてるのが、あれはすごい巧妙だなあと思ったり。それこそN88の門倉さんの挑戦が、ずっと下って四半世紀かけて、デジタルを介しつつ敢えてアナログに寄せるとこうなるのか、みたいな。ちょうど管理形態がネットワーク技術の変遷の写像になってて。初期のPBMがスター型で、要はサーバに個々人が直接接続するパソコン通信の時代で、そこから地域に偏りがあるコンベンションのメッシュ型、アーパネット、インターネットのフルコネクト型にっていう。でもN88自体はARG的な挑戦があって、ゲーム自体は既に擬似メッシュになってたらしいとか。
- shino
- その辺は良く分かんない世界だねえ。
- otneg
- まあ門倉先生の怖さは置いといて(笑)。ログホラの窓口は、遊びの環境を柔らかく手広く下支えしたって意味では、たぶん一番評価点高いと思う。あれもオンオフ関係なしだったし。ただそこに至るまでには、セッション単位での経験点発行、コンベンション重視のスタイル、セッション管理シート、スピークイージーと署名、みたいなゲーム史の中でのチャレンジの蓄積があって、そこにチケットの概念が合致して、っていうのも個人的には忘れたくないところ。
- shino
- 語り始めたら長い系?
- otneg
- 長い系。それこそ日本語環境でも、リザルトの一部を投票で決めた「アドバンスドファイティングファンタジー」あたりとか、スピークイージーにした「サタスペ」とか。セッションログをプレイヤーが書く、ってところでマッパーとかリプレイとか、ファーローズの確かスィーラの芝居小屋についてたセッション管理シートとプレゼントの話とか、キャラクターデータを保証する同席者の署名は、翔企画版の「真・女神転生RPG」からだっけ? それがコンベンションを重視する際にPCの成長をどう盛り込むかで、セッションをプレイした事実とか、貢献を評価するリザルトと、それを保証する署名が、とか。
- shino
- 色々あると(笑)
- otneg
- 色々あったのよ。広げるととっちらかって収拾つかなくなるくらいには(笑)。地味に意味のある話として、ドクターモローの漫画で、ふあんぶる君がソロアドベンチャーで育てまくったPCを持ち込んだエピソードとか。この辺とデータの共有とフェアネスの担保とかで、相当品の概念の有用性が、とか。
- shino
- もう脱線してない?
- otneg
- 微妙につながるんだけど、まあ良いや。戻すと、そんな失敗の歴史に対するカウンターとして、安定した大きいところが遊びの環境を保持してくれたら、と思わなくもないんだけど、どう足掻いても今の市場規模じゃペイしないだろうからなあ。まあ逆に組織に管理されるのが嫌って意見もあったりで、放っといたほうが無難なのかなあとか。仕方がないっていう。
- shino
- 何にせよ黒字経営こそが正義でしょ。
- otneg
- 大正義だよね。それが違法行為でない限りにおいて。