人間関係に悩んでる人というのがものすごく多い。
どういう具合なのかは分からないが、そういう相談をされることがたまにある。
普段疎遠な人間にまで相談されることがある。
アレは「遠いから話しやすい」とか、そういう類なんだろうとは思うが。
そんな相談のうち、占い好きな人が悩みについて「占って欲しい」と言うので、タロー(タロットカード)を使うことにした。といっても、僕のは道具を使ったカウンセリングみたいなものだけど。
大アルカナのみで三つの十字路、ケルトの十字架、三日月の目、蹄鉄型の順に悩みの性質を絞り込んでいき、現実と理想のズレを洗い出す。
そういう作法だ。
で、やってる間にふと「“0 Fool”だけアラビア数字だなァ」とか唐突に思う。
考えてみるとアラビア数字はすごい。
ギリシャ数字は原始的というか視覚的(1本だからI、2本だからII)だし、漢数字にしてもギリシャ数字ほどではないけど視覚的だ。それに比べてアラビア数字というやつは、まったく完全に記号化されている。
もちろんそれは数学の発展に伴うものなんだろうけど、それにしたって凄い。
だからこそ「0」の概念が生まれたのかな、とか思った。
占いとは全然関係ないが、なんか一人で感動したので書いておく(何)