[演劇] キャラメルボックス『トリツカレ男』

 昨日は久しぶりに演劇の舞台を観に行った。
 ああ、いや21日にも見ていたんで、それが久しぶりで昨日のは三日ぶり?
 まあいいや。
 とにかくキャラメルボックスです。
 しかも『トリツカレ男』です。
 年末進行さえなければもっと早くに観られたはずなんですが……


* * *

 今回は初めて家族+αでゾロゾロ行きました。都合 7人。
 さすがにチビ姫はお留守番ですが。

 託児サービス利用しても良かったんだろうけど、「そんなところに預けたら可哀想だからウチに連れてきなさい」と祖父母が言うので預かってもらって。昨日一日、準備で大変だったみたい。まったくどんだけ溺愛してるんだか(笑)

 チビ助も最初は「お芝居」なんて退屈そうだと渋ってたけど、「色々見といて損はない」という教育方針(?)の元に強権発動。他のお客さんの迷惑になりそうだったら僕が連れ出す方向で。(勘弁してくれよ!)
 ……と思ってたんだけど、いつの間にかクラスの女の子を誘ってて、一緒に行くのが楽しみだそうな。まあ親御さんとも面識あるし、先方が良いってんなら良いんだけどな。
 年明け、絶対学校でアレコレ言われるぞお前。
 お前が気にしないのはいいとして、相手の子は大丈夫なのか。
 まあいいか。

* * *

 サンシャイン劇場ですよ。
 この時期に押さえるの大変だろうなァ、と毎年思う。
 毎年キャラメルが押さえてる分、よその劇団はここらでは……東京芸術劇場が有るか。

 ……でまあ、行ってみるとアレですよ。
 カップルだらけなわけですよ。
 ヤッパリナー(笑)
 公演時間が早いから、他のメインイベントと競合しないしね。
 一日中、一緒にいる口実になるからねェ。
 アー。劇場の中、暑そうだなー(笑)
 しかしトリツカレ男って、男性諸君には微妙にハードル高くないか?
 (ジェゼッペ捨て身過ぎだし。重ねられたら勝てんぞ)

* * *

 開場。
 ケータイでブログにレス書きつつ入場。
 実は書き込んだときにはとっくに場内だったんですが(^^;
 (打ち始めたときは本当に屋外で寒かった)

 ペチカのパン。実は先日ゲットしそこねました。
 寄ってる暇が無かったのね。例の幹事役で早く外に出ないといけなかったし。
 いや、劇場内では携帯電話の電源ONにしたくないのですよ。
 で、今回は……
 それはまた後にしますか。

 週末なのでミニライブは無し。
 ちょっと残念です。
 余裕のあるときに、もっと早い時期に来たかったなぁ。

* * *

 観劇。

* * *

 観劇終了。

 いやもう、どんだけ笑わせてくれるのかという(笑)
 やっぱ畑中さんスゲェなァ。
 チビ助も爆笑できて満足だったようで。
 彼女(笑)とは楽しむ処がちょっと違ったようだけど。
 女の子って歳に関係なく女の子だからねぇ(何だそれ)

 今回は長女の「パパ」攻撃も無効。
 だってカミさんとか普通にいるし。
 (むしろカミさんが驚いてた。俺が呼ばせてるワケないでしょ(笑))
 それ以前にボロ泣きしてたから、僕で遊んでる余裕はなかったし。

* * *

 いい舞台でした。

 二回見ちゃうと感激が薄れるかと思いきや、全然そんなことは無く。
 色々書きたいような、でも書いて語れる感覚でもないし。
 熱さは残ってるんですが勢いが足りなくて文章にならない。
 一晩置いちゃったのは失敗だったか。

 三段跳びとか、ロシア語とか。
 三段跳びは体当たり! って感じで凄い良かった。
 これまで見てきたキャラメルの舞台って、そういえばこの要素が足りなかったかも? と、見せ付けられてから思いました。片や“心の綺麗な人には見えないワイヤー”があるかと思えば、あの体当たり。
 舞台はこうでなくっちゃね。

 そりゃ CG 使った映画は一見リアルに見えますが、物語ってそういうモンじゃないですよ。
 心の目でナンボでも補完できるのです。
 想像する余白があるから、余計に楽しめる。
 その辺ちょっと忘れてませんかご主人(ご主人って誰!?)

 ロシア語は「Здравствуйте」だけ分かった(何)
 (意味は「こんにちわ」ですね)

 アンナ(坂口理恵)が凄く良かった。
 いや、あれは畑中ジュゼッペの全力大回転っぷりに引っ張られたモノでもあるんだろうけど、アンナの一言でジュゼッペが一段とジュゼッペになった……ってこれ観てないとワカランですね(笑)

 あと好きなのはロミオ(菅野良一)。
 このキャスティングは「そう来たか」という。
 コウトウキシタアゲハは卑怯だと思う(笑)

 それとトト(岡田達也)。
 これは予想通りでした。
(って言ったら驚かれたんだけど、僕はほら、名古屋のイベントでヒントもらってたから)

 それからそう、忘れちゃいけないタタン(西川浩幸)。
 西川浩二郎ファン(笑)には西川分(何)がちょっと足りなかったんですが(『郵便配達夫の恋』があったから仕方無いか)、最後のセリフはもう「ああ、この役は西川さんでないと」と。

 登場シーンが少なくて残念だったといえばオルガ(大森美紀子)。
 「キャラメルボックスといえば大森だ」くらいに名古屋のイベントで言われてたんで、ああ、今回はみっこさん沢山出るかな? と期待してたんで残念でした。
 でもまあ、みっこさんもあの役しかなかったかも(笑)

 ……む、おかしい。
 書き始めたら色々出てきた。
 でもそろそろ終わります。
 仮面祭の話もあるけど、全部書いたらもったいないので。
 ふふーん♪

* * *

 終了後。

 我が観劇部隊は感激部隊になって機能停止。
 いや、あの、席立ってくれないとですね、皆さん、僕はその、センターに挟まれてるので出られないわけですが。

 が!

 ががっがー!

 ああ、コトがコトだけに文句も言えん。
 立とうとしても袖引っつかまれて動けんし。

 放せー!

 俺にはペチカのパンがー!

 結果はご想像にお任せします。
 ……分かるよね(泣)