[diary] ほとほと嫌気が差してしまいまして

2021-01-23

TRPG 界隈の不自由さに。

自由な遊びを求めて飛び込んできたニューカマーに対して「汝 不自由であれ」と頭ごなしに押さえつける同調圧力が、認識が空恐ろしくなってしまって。

なので僕は少なくとも公の場で TRPG なる遊びについて話すことを控えようと決意した次第。

とてもじゃないけど楽しい遊びとは思えないので。

本家の方も、レビュー記事以外は削除しました。名前も「~跡地」になってます。

ご新規さんにも勧めません。

「新人相手にマウント取りたがる怖い人たちが群れてますよ」って答えようと思います。

だからこれはまあ、最期の愚痴です。


TRPG の自由について、最初に譲歩が有った。

それは今やおそろしくて名前も書きたくない某社から提示された、シナリオの形からだった。

  1. シナリオハンドアウトであなたのキャラクターの概要は決められています。その決まりの中で遊びましょう。
  2. シナリオで場面ごとにキャラクターがすべきことは決められています。その決まりの中で遊びましょう。

こうした決まりごとによって、プレイヤーはゲーム開始時に何をすれば良いのか迷わなくなったし、ゲームマスターに「どうする?」と丸投げされて困ったり、無駄に時間を浪費しなくて済むようになった。

それは正しいことではある。

そうしていなかった頃のセッションは、参加者同士でやりたいことがてんでバラバラだったり、何をすればよいのか途方にくれてしまうことも有った。

その結果として参加者間で衝突し、楽しいゲームが台無しになってしまうことも有った。

それは確かにそう。

だけど同時に、“ここではないどこか”を夢見て、アレをしたいコレをしたいと思い描くことは、できなくなってしまった。

それはシナリオと言う名の予定表から逸脱してしまうから。

それは他のプレイヤーを妨害してしまうから。

まあでも彼らも自由の制限について後ろめたさもあったんだろうね。「やりたいことがあったら相談せよ」と言っている。

でも正直な話、あの調子じゃ聞いてくんないよね間違いなく。

いいとこ「別の場所でやってください」って突き放して終わりよね。

確かにシナリオを窮屈な予定表にして、そのどおりに進行すれば、プレイヤーだけじゃない、ゲームマスターの苦労も軽減されるのよ。楽になるのよ。

それは一見、いいことに思える。

実際それでゲームマスターがやりやすくなったって人は、数え切れないほどいると思う。

でもさ。予定表のとおりにしか進行しないなら、そもそもゲームマスター要らないよね。少なくとも人間を一人、わざわざそのために座らせるほどじゃない。テキトーに手の空いた参加者が読み上げれば済む。

デジタルゲームの方が好き勝手に遊べていいじゃん。

昔々にはさ、 (T)RPG って「【コマンド:たたかう】だけじゃないRPG」って言って、その自由度を高らかに掲げてたのよ。

でも今の TRPG は、そういう遊びじゃないのよ。

ただシナリオに用意された配役を演じるもんらしいのね。

僕にはそれは「役者ごっこ」としか思えないけど、それこそが「物語を作る」素晴らしい遊びなんだそうで。

もう一昔前になるのか。『化石的ゲームマスター読本』を書いたのも、ゲームマスターの負担を軽減したいと思ったからなのね。軽減することで、余裕を持ってプレイヤーの自由な遊びにも対応できるように。色んな遊びが楽しめるように。

その助けになったらいいなと思って……まあ色々あって筆が止まっちゃったんで、えらそうなことは言えないのだけど。

でもまあ、もうそんな遊びは TRPG じゃないのね。

自分たちは譲歩して、我慢してこの道を来た。

だから貴様も我慢しろ。

そんなところなのかしら。

何にせよ、もうどーでも良くなっちゃったので、僕は界隈からは手を引きます。

まあ個人的には遊び続けるけど、自分と一緒に卓を囲まないユーザがどうなろうと知ったこっちゃない。

勝手にやっとれ。

そんな感じ。