[Review] 『TRPGシナリオ作成ガイド 基礎編』を読んでみた(1)
ちょっと時間が空いてしまいましたが、引き続いてレビューしていきたいと思います。今回は「Part.1 TRPGにおけるシナリオ」です。
Part1.TRPGにおけるシナリオ
この章は、そもそも「TRPGにおいてシナリオって何?」という、わりと本質的で、ちょっと面倒な話をしています。正直「そこから書くの?」と思わなくもないんですが、まあ自分も似たようなことを書いていたので他人のことは言えなかっ(笑)
で、まあ本章なんですが。
ここでまず「シナリオ」というものを定義しておくことで、たとえば「何を作るのか」「何故作るのか」「何を目指すのか」といった要点を押さえることが可能になります。ぽんやりしてるとブレますからね。
ページ数としては少ないんですが、要点をギュッとまとめているので、シナリオ作成という作業の中で「なにしてんだろーなー」とか「なんでこんなメンドクセーことしなきゃならんのや」とかモチベーションを失った時に再訪すると、またやる気になるんじゃないかしら?
それから、実際のシナリオか何によって構成されているのか、「何を決め」「何が必要で」「何があるとより良くなるのか」がまとめられています。かなりメタい話もあるんですが、そのへんが書かれているのは、つぎの要点への伏線なのかな。
本章の最後は「設計物としてのシナリオ」という意識の持ち方について。
こことても大事です――プレイヤーをただの筆記用具にしないために。特にストーリー重視で「美しい物語を書きたいな」というときには忘れがち。(それが常に悪いわけではないけども)
あと、最後のチャートの「プレイヤーにやりたいことを聞く」って、たぶんコレ僕ですね。一人しかいないのか……(笑)
