自分の原稿「楽できないシナリオ作り」について、執筆、編集、組版……で、著者校までの工程が(たぶん)終わりました。
……いや、あの、たぶんまだ変な天然ボケとか*1特に記憶違いとか。怖いね。混じってると思うんだけども、その辺はご容赦いただいて。
今回かなり頑張っちゃったからね!
当初はそれこそ「流石に単タイトル向けじゃあ記事も少ないんじゃないかな」って思ってたから「景気づけにデカいのを!」とか思ってたからね!
まさか最終的に――
200ページを結構超えるので、1000円にするか1500円にするかが悩みどころ。イベントは1000円にして、委託を少々高めにさせていただくかなあ。
— 30(水)西あ07a氷川霧霞 (@kilica)
――こんなことになるなんて(笑)
頑張らなくても良かったんじゃないかな…orz
ページの内容
結局は何を書いたのか
で、頑張って何を書いたのかというと、えらく昔のシナリオ作成法。
タイトルが「楽できないシナリオ作り」で、ページヘッダにある記事名が淡古印で書かれてるもんだから、なんかこう怨念でもこもってるような雰囲気まで出ちゃってたりするんだけど(笑)、別に「楽するなんて許しまへんえぇぇぇ!!」とかそういうアレではありません。
でも読むのは楽じゃありません。多いから……お陰でゲラチェックが大変だった…orz*2重ねて機械校正にかける時間がとれなかった。
それっぽく整理してみると
んでまあ作成法。法、というか「サスペンスホラー」という、自分が CoC でよく使う定番の枠組み一個出して「CoC のフルシナリオはこういう枠組みですよ」「その枠内にはこういう素材がありますよ」というのを、取り扱う情報、プレイヤー(PC)の意思決定、シナリオ管理リソースの三点を中心に書いた感じ。
こう、それっぽく整理してみると、なんかお役立ち情報っぽいのだけど、実際どんだけ役に立つのかな。分かりません。
いや内輪で話してるコトと変わらんから、役に立つハズではあるんだけど、口頭で説明するときには補完できてる部分が抜けてる可能性は十分にあるんよね。
具体例が足りないとかさ。
それがちょっと心配。
あとはハウスルールの提案
提案というか「自分はこういうの使ってます」という話。
別にこんなもん書かなくても良いんだろうけど、こと自分のキーパリングだと、この辺でフォローしておかないとゲームを盛り上げるうえで難しい部分があるんで。「そういう人間が書いてますよ」という但し書きめいた意図も込めて。
でも効果的な結果(エフェクタブル)のルールはばっさりカット。内輪ではこの辺、オプションルールの「スペシャル」と「貫通」を簡略化してリソース管理全般に広げたり、抵抗値のルールに連絡したりしてたんだけど……何分、そのあたりの断りを最初に入れ忘れて、今から追記すると台割が狂っちゃいそうだったので……(汗)
決定的な結果(クリティカル&ファンブル)の範囲拡大は入れたけどね。ここは譲れない。というかコレ入れんとメイクミラクルが減ってつまらん(何)
それから追加リソースとして他力本願系ヒーローポイント[社会値]を拡張。こっちは情報収集のシーンを記述しつつ成功率を上げて話をスムーズに進められるように……っていうアレなので。僕(ヘボキーパー)がプレイヤーに助けてもらうためのルールです(笑)
単著でも出してみたいかなー
玄兎さんからの原稿(書きかけ)をいただきました。量的にも質的にも、単著で行けるくらいのものですごい。
— 30(水)西あ07a氷川霧霞 (@kilica)
って言われて「そうか単著で出しても良いんだ」って(笑)
ライセンス CC-BY なんで普通に可能なのです。
なんでまあ、より詳細なパターンなんかを追補したバージョンとか、オブジェクト指向にリライトしたものとか、なんかしら書いてみようかなー書いてみたいなーとか思ってます。
ま、先に読本3巻とか色々あるし、そっちで書いちゃう可能性も少なくないんですが。
また妄想で終わりそうな話(笑)