TCM(Tokyo Contents Market)……って、今年からCMT(Creative Market Tokyo)か。
行ってきました。昔の交誼と、仕事がらみで。
ひたすら立ち話ばっかりで、ひたすら疲れました。
こんなん何年もやってなかったからなぁ。
懐かしい疲れでもあるんだけど、たぶんこれまた一風呂浴びて一眠りしたら体ビキビキになるぞ(笑)
で、まあアチコチのコンテンツを見てて毎度思うのは、「やっぱり分かりにくいよなぁ」という。
このマーケット自体は、見る人がある程度以上の想像力を持っていて、コンテンツに対して実際に「どのような場で活きるのか」ということを見通す目があるもの……として展示されるわけだけど、会場の性質から「どう読んで欲しいのか/どう使って欲しいのか」っていうクリエイター側からのメッセージが読みにくくなっちゃってる部分ってのは、やっぱり有るよなぁ、と。
コンテンツ自体が「物語」になってれば、コンテンツとしてはそれで完結してるんで、見る側もすぐに消費できるし、消費の方法も分かる。後は技術的なモノだけ見れば十分っていうのが強みであって、限界でもあって。でもまあそれは、買う側としては手に取りやすいんですよ。はっきりアフォードされてるから。
問題はキャラクターの方で、これは世界であって物語ではないわけです。そういうものは文脈*1[文脈] = コンテクスト。この場合はスペース、メディア、ユーザ等さまざまな物が挙げられる。 の依存度がかなり高くて、実際には複合的に利用して――言い換えると「物語化して」――初めて消費されるモノなんで、単品で「コレ!」と見せられてもイマイチ伝わらないよなぁ……とか。
世界だけを作るっていうのは、「自分をうまく遣ってみろ!」っていう一種の挑戦でもあって、でも遣われることに慣れてない人も多そうだから、実際どうなんだろう? とか思ったりもしました。
クリエイターって難しい人種だよ(笑)
そんなことをボンヤリ考えながら、色んな人の色んな物語を楽しんできました。
会場であった方たちは、このブログはまず読んでないと思いますが。
事務局の方たちもお疲れ様でした。
今日はいろんな人たちに、感謝。
References
↩1 | [文脈] = コンテクスト。この場合はスペース、メディア、ユーザ等さまざまな物が挙げられる。 |
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