5分で書くシリーズ(何)
算数ドリルをゲームにしました、って話。
子供が幼稚園に入って、足し算と引き算をやっとるのですが。
ちょっとその経験から組んでみたゲームの話。
『○○のアトリエ』ってあるじゃないですか。エリーとかマリーとかイリスとか。あれを元に作られた同人 TRPG があるって聞いて、ちょっと興味を持ってたんですが、入手方法が分からんかったので「じゃあ自分で作っちゃえ(笑)」ということで、編んじゃったわけです。
実はアトリエシリーズのゲームシステム自体、知らんのですけどね(笑)
勝手に考えたのは、基本原理は加減乗除。
ベースになってるのは、カードゲームの感性です。
某ダークファンタジー(笑)な錬金術師の言にならって、錬金術とは物体を「理解」「分解」「再構築」する方法だと考えます。
で、それを実際にやるとどうなるかっていうと、まあその現実の錬金術師なら、たくさんの元素とそれによる化学式を、魔術的な言葉に置き換えて扱うわけですが、ゲームなんでそこは簡略化して、アリガチな四大元素――地・水・火・風――で扱うことに。*1[四大元素で扱う] = 今は陰陽五行説で扱う追加モジュール「東方の錬丹術」を思案中(笑)。相生・相克の関係で、組み合わせると数値が変動する面倒くさいルール。連立方程式の学習用素材にならんかなー? とか。
で、あらゆる物質には四大元素のパラメータが割り振られていて(理解)、錬金術によって複数の物質の元素パラメータを統合、再配分(分解・再構築)できる……というのが基幹ルール。
んで「今日はこれを作ってください」とか「こういう機能の道具を作ってください」とか依頼者が来て、錬金術師はそれを作るための素材を集めに冒険して、持ち帰った素材で依頼を達成する……というのが典型的なシナリオ構造。
その素材集めの冒険が、必要そうな素材が手に入りやすいエリアを選択して、後はサイコロとトランプでフィールドエンカウントの判定を、エンカウントイベントごとに戦闘なり採集なりのロールを繰り返す……という自動生成ダンジョンになっていて。
こいつに「村の発展」パラメータを実装して、作ったアイテムが村に提供されるごとに村が発展するようにしたり、錬金術師としての「知名度」パラメータを実装して、それが上がると別の村からヘッドハンティングのお誘いがあったり、地域イベントで「領主交代:教会直轄」が出ると免罪符を買わないと犯罪者扱いされるんで頑張って働かなきゃいけなくなったり、とか妙なギミックを増やたりしてます(笑)
魔術師ゲーと言えば『Ars Magica』ということで(何)
どれもこれも他所からの借り物だけど、わりと上手いことリデザイン出来たんで。
独立機構なんで、追加モジュールとして他のゲームシステムに簡単に組み込めるのが強み(笑)
References
↩1 | [四大元素で扱う] = 今は陰陽五行説で扱う追加モジュール「東方の錬丹術」を思案中(笑)。相生・相克の関係で、組み合わせると数値が変動する面倒くさいルール。連立方程式の学習用素材にならんかなー? とか。 |
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