去年できたプレイグループで、遂にビッグゲームを遊ぶことになり。
その準備を開始しています……というのは前日のメモに書いた通り。
こいつがひたすら手間のかかる話なので、インスタント主流っぽい今のご時世にはまったく合わない気もしますが、まあ参考になればということでノートを残しておくことにします。
誰かしら「こういうのも遊んでみたい」と思ってくれればいいなァ。
そんで自分で立ち上げてくれたらスッゲェいいなァ(笑)
でも手間かかるからなァ…orz
ページの内容
ビッグゲーム
「ビッグゲーム」ってのはウォーシミュレーションゲーム(SLG)の用語で、ゲームスケールを表しています。最大のゲームスケールで、プレイ時間の長い、巨大なマップを使用するゲームを指します。といっても基準はわりとあやふやで、実際どれくらいの規模になるとビッグゲームと呼ぶのかってのは、僕はよく知らんのですが。
「ビッグゲーム」って言葉自体は、スポーツの重要な試合とか、あるいは釣りなんかでも使われる言葉ですが、ここではそういう意味だと思ってください。
TRPG におけるビッグゲーム
こいつを TRPG に持ち込んだとき、どんなゲームを指すのかってのは……もしかすると古い文献には登場するかも知れませんが、たぶんまだ未定義じゃないかと。
あくまで僕が勝手に使っているモノとしては「複数の小・中規模キャンペーンゲームが連動して一つの大規模キャンペーンゲームを作り上げる構造」ってとこでしょうか。
まあ要するに、「通常やんないような“でっかいゲーム”」という話(笑)
TRPG のビッグゲームは群像劇
あくまで僕なりの手法を取ると、という話ですが。
僕が取り扱うビッグゲームは、大きく分けて「歴史モノ」と「戦記モノ」があります。
使用する「ゲームのマップ=ゲームの行動範囲/ゲーム結果の影響範囲」が時間的に広いものが前者、空間的に広いものが後者、といった感じでしょうか。まあ厳密には両者の間にさほどの区分は無くて、ゲーム内における戦闘行動やキャラクター個々人の比重の違い、くらいだったりもするんですが。
まあどちらにせよ時間・空間的にマップが広くなると、当然そこに登場するキャラクターたちも増えてきます。もちろん抽象化してごくごく少数の重要人物だけを扱うのでも良いんですが、それでは折角マップを広げた意味がない。プレイヤーはひとつのゲームの中で、さまざまなキャラクターを使い分けた方が、色々と楽しめると思います。
結果、どっちにせよ群像劇のスタイルを取ることになるかなァ、と。*1[群像劇のスタイル] = 近年だと公式では『アリアンロッド・サガ』が近いのか? とか思ったけど、どうなんだろう? まだ「サガ」一巻しか読んでないから分からんのだよね。
References
↩1 | [群像劇のスタイル] = 近年だと公式では『アリアンロッド・サガ』が近いのか? とか思ったけど、どうなんだろう? まだ「サガ」一巻しか読んでないから分からんのだよね。 |
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キャンペーンゲームとは
あ、そうそう。
余談ですが、TRPG における「キャンペーンゲーム」の語源もやはり SLG のものだと思います。この辺の用語定義の歴史についても正確なところは分かりませんが、個人的な経験からその流れを推測すると、以下のような感じです。
[1]と[2]は順序が逆かもしれませんが、大体こんな感じじゃなかったかと。